前回、荷物の整理で埃を浴びて、父の体調が崩れてしまった話を書きました。
実はあのあと、我が家はもう一度、引越しをしました。
拭いても浮いてくる、本棚のカビ
現在、私たち家族は賃貸住宅に仮住まいをしていますが、父が移った部屋は「書斎」代わりに数年前から借りていた部屋でした。
あまり日が当たらず、湿度の高い環境で、クローゼットや本棚には書類や書籍といった紙類がぎっしり。
おまけにこの数年、ろくに風通しをせず、エアコンも水回りの掃除もしていなかった、ということが判明しました。
そのため、久しぶりに足を踏み入れた父の部屋はかなりかび臭く、クローゼットを開ければ段ボールの下に虫の死骸が。
きわめつけは本棚です。拭いても拭いても、シミのようなカビがまた浮いてくるのです。
もう、これは無理でした。
体調を崩した父のために新たに部屋を借り、最低限の家具を消毒して運び込みました。
それが、二回目の引越しの正体です。もちろん、予定外の出費でした。
父にはこれを機に「清潔な環境を維持する」ことを学んでもらえたら……と願うばかりです。
父の部屋だけではなく、全体的に湿度の高い仮住まいなのですが、築古の家は基礎の作りによって、現代の家よりも湿度が高くなる傾向にあるようです。この仮住まいもそうなのかは分かりません。
中古で買った家なら、ホームインスペクションを入れて床下を見てもらい、リフォームで手を打つところですが、我が家の場合は賃貸で仮住まい。しばらくはエアコンの除湿と湿気取りでしのいでいく予定です。
古い建物あるある:お風呂とトイレの窓が大きい
さて、湿度以外にも今の仮住まいで気になっていたことがあります。
それは防犯の面です。
実は、お風呂場とトイレの窓が大きく、その気になれば人が入れてしまうサイズなのです。
知り合いの工務店さんにアドバイスをもらい、大家さんにお願いして面格子を付けてもらうことにしました。
防犯機器の中には、補助金の対象になるものがあります。
私の住んでいる区では、面格子が防犯機器の対象になっていたので申請予定です。
※予算額の上限に達し受付を終了している場合や、未掲載でも実施している区市町村もあります。詳しくは各区市町村にお問合せください。
解体見積もりを待ちながら、ゴミを減らす
前回の打合せでは「解体が出来るのは、早くとも7月の下旬、請負契約も7月以降になる可能性がある」と聞いています。
今は工務店から実家の解体時期の知らせを待ちながら、ひたすら室内に残った荷物を減らしています。
前回書いたとおり、解体時に処分してもらえる木製の家具以外は、多ければ多いほど、処分代がかさみます。
今のうちに減らせるものは減らしておこう、と家族で少しずつ進めた結果、努力の結果、二階の部屋はかなり物が無くなりました。
あとは解体の日取りを待つばかりです。
引越し屋さんは、ゴミも梱包する
引越しの話ばかりになってしまいますが、今回の二回目の引越しで気づいたことをひとつ。
梱包を業者さんにお願いすると、ゴミでも関係なく、すべて梱包されてしまうことがあります。
その場でひとつひとつ「これは必要、これは不要」と伝えていたわけではありませんし、スタッフさんは目の前のものを全部詰めるしかなく、仕方のないことでした。
我が家は運び出す前に気づいて、不用品を取り除くことができました。
なんと、賞味期限切れの調味料の数々です。いちばん古いものは2015年が賞味期限の香辛料……危ないところでした。
この話を友人にしたところ、友人の家では「捨てる予定だった洋服を買ったときのビニールカバーとプラスチックのハンガー」だけがぎっしり詰まった段ボール箱が、新居に届いたそうです。
忙しい方には便利な荷詰めサービスですが、長く住んだ家から家移りする際には、どうぞお気をつけください。
分からなくなったら、相談してください
建替えを進めてみて痛感するのは、次から次へと課題が出てくることです。
住宅ローンの申請や見積もりの調整など、家そのものに関わることはもちろんですが、部屋に残ったものの処分など、一見無関係なことまで、ひとつ片づけたと思うと次から次に課題が出てくるので、なかなか落ち着きません。
そしてもう一つ。
高齢の両親のことを考えて始めた建て替えですが、自分自身も40代になり、体力だけではなく判断力もかなり落ちていることを実感しています。
こんな時、第三者に家のことを相談する、相談できるところがある、というのは大事だと感じました。
ザ・ハウスには、これから家を建てたい・建て替えたい・リフォームを検討しているという方が、マンツーマンで相談できる「注文住宅の相談窓口」があります。
まだ家づくりを決めていない段階でも無料で利用でき、特定の住宅会社をおすすめすることもありません。
進めたいけれども、どう始めてよいか分からなくなってしまった、というときは、どうぞ相談してください。
【過去のコラムはこちらから】
【1】実家の建替えを決めた日
【2】家族の本音と、現実との折り合い
【3】ザ・ハウスの工務店マッチングサービスに申し込んだ日
【4】工務店マッチングサービス、二回目の電話で見えてきたもの
【5】工務店との面談開始(前編)
【6】工務店との面談開始(後編)
【7】工務店の候補を検討する
【8】工務店を最終決定する
【9】契約書にサインする日
【10】コーディネーターとして、施主として
【11】好みを伝え続けた先に、形があった
【12】体感して、確かめて、決めていく
【13】水回り見積もりと仮住まい準備、同時進行の日々
【14】請負契約を前にして、今やっておくこと
【15】仮住まいへの旅立ち前夜
【16】猫の引越し
【17】性能は、失って初めてわかる
自分たちに合う依頼先を見つけることも、家づくりの楽しさのひとつ。
ザ・ハウスでは、そのお手伝いをしています。




