子育ても、仕事も、どちらも諦めたくなかった
「ネイルの仕事は続けたい。でも、子育ての時間も大切にしたい。」
K様には未就学のお子さんがいました。ネイリストとして働き続けたい気持ちはあるものの、店舗を借りて営業するとなると、家賃や通勤時間、営業時間の制約などもあります。
一方で、自宅サロンなら子育てとの両立はしやすくなります。しかし、「お客様を自宅に招くことに少し抵抗がある」という悩みもありました。
そこでK様は、「自宅で開業するのか、それとも店舗を借りるのか」についてじっくり考えることになりました。
店舗を持つより、「続けられること」を優先した
相談を重ねる中で見えてきたのは、「まずは無理なく続けられることを優先したい」というK様の本音でした。
店舗を借りれば理想的な空間はつくれます。しかし、その分だけ固定費もかかります。そこで選んだのが、自宅を活用しながらスタートする方法でした。
とはいえ、
・お客様に生活感を見せすぎたくない
・家族のプライバシーも守りたい
・仕事と暮らしの切り替えをしたい
という思いもあります。
そのため、「どこまで整えるか」を一つずつ整理していきました。
★マッチングコーディネータの視点!
家づくりの相談では、「何を実現するか」だけではなく、「何を優先するか」を整理することも大切です。
K様の場合は、
・子育てとの両立
・無理なく続けられること
・初期費用を抑えること
を優先しました。
その結果、「最初から完璧な店舗を目指す」のではなく、「今の暮らしに合わせて始める」という選択が見えてきたのです。
必要なところだけ整えるという選択
最終的にK様は、今ある住まいを活かしながら、自宅サロンとして必要な部分だけ整えることにしました。
例えば、
・玄関収納を充実させ、お客様から見える場所に物が出ないようにする
・サロンとして利用するトイレに手洗いや収納を設ける
・お客様が利用するスペースと家族の生活空間がなるべく重ならないよう動線を工夫する
といった方法です。
すべてを店舗仕様にする必要はありません。大切なのは、お客様に気持ちよく利用していただけることと、自分たちの暮らしとの両立です。
K様にとっては、今、理想のネイルサロンをつくることではなく、「子育てをしながらネイリストを続けること」が一番の目的でした。
続けられる働き方を選ぶ
家づくりでも開業でも、選択肢が増えるほど迷います。
しかしK様は、「どちらが理想的か」ではなく、「どうやったら、今、無理なく続けられるか」という視点で考えました。
その結果、店舗を借りるのではなく、自宅を活用してスタートするという結論にたどり着きました。
完璧を目指すのではなく、まず始める。
そんな決断を後押ししてくれた事例でした。




