オリコンが発表した2026年の住宅ローンランキングで、興味深い結果がありました。
実際の利用者を対象にした「住宅ローン」ランキングではイオン銀行が総合1位。一方、ファイナンシャルプランナーなどによる「住宅ローン(専門家評価)」ランキングでは、ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)が総合1位となりました。
同じ住宅ローンを対象としたランキングでありながら、利用者と専門家で評価結果が分かれたことになります。
利用者評価で1位となったイオン銀行
利用者調査で1位となったイオン銀行は、「担当者の対応」「団体信用生命保険の充実さ」「付帯サービス」「審査・契約手続き」「サイトのわかりやすさ」などで高い評価を得ました。特に「付帯サービス」は8年連続で1位となっています。
利用者からは、ショッピングモール内で相談できる利便性や、イオングループでの買い物特典を評価する声も寄せられています。
専門家評価で1位となったドコモSMTBネット銀行
一方、専門家評価ランキングで1位となったのはドコモSMTBネット銀行です。
このランキングは、オリコンが選定したファイナンシャルプランナーなど40名への調査をもとに作成されています。住宅ローンの商品内容やサービス全体を比較した結果、同社が総合1位となりました。
順位よりも大切なこと
今回の結果を見て、「どちらを参考にすればよいのだろう」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、このランキングから読み取れるのは、どちらが正しいかではなく、評価する人によって注目するポイントが異なるということです。
利用者評価は、実際に住宅ローンを利用した人の満足度をまとめたものです。一方、専門家評価は商品やサービスを比較検討した結果です。調査対象も評価方法も異なるため、順位が一致しないことは不思議ではありません。
住宅ローンを検討する際、ランキングは参考になります。ただし、利用者評価でも専門家評価でも、大切なのは順位そのものではありません。
何を基準に評価されたランキングなのかを確認し、ご自身が重視したいポイントと照らし合わせて見ることが重要です。
金利を重視する人もいれば、団体信用生命保険の内容を重視する人もいます。相談のしやすさを優先する人もいるでしょう。
住宅ローン選びに正解は一つではありません。だからこそ、ランキングを見るときは「何位か」だけでなく、「どのような基準で評価された結果なのか」に目を向けたいものです。

