浴室

浴室のプラン

浴室の広さ

0.75坪(1216)タイプ

長さ120cmまでの浴槽が入るサイズです。
0.75坪(1216)

1坪(1616)タイプ

ゆったりとしたサイズの浴槽(140c~160cm×80c~100cm)と洗い場を設けることができ、介助者が必要な場合でも介助動作を行うことが可能となります。
1坪(1616)

1.25坪(1620)タイプ

浴槽は1坪タイプと同じサイズですが、洗い場がゆったりとしています。
1.25坪(1620)

浴室の入口

浴室の入口(開口部)は最低75cm以上、車椅子対応では80cm~85cmの幅が目安といわれています。入口の建具は、浴室内で転倒などのトラブルがあった場合にも開けることができるように「引き戸」や「折れ戸」とし、材質も安全ガラスやアクリルガラスなど割れにくいものがお勧めです。

浴室の施工方法

浴室は「現場施工タイプ」と「ユニット(システム)タイプ」に大きく分けることができます。

現場施工タイプ

現場施工タイプは、設計者が使う人のご要望にあわせて浴室の広さや窓のサイズなどを設計し、床や壁、天井、浴槽の素材も自由に組み合わせることができます。自由度が高い反面、施工期間が3週間程度と長くかかり、ユニットタイプの量産品に比べ割高になります。

ユニット(システム)タイプ

ユニット(システム)タイプは、各メーカーから販売されている浴室のことをいいます。事前にショールームで使い勝手や現物の色や形を確認できるメリットがありますが、現場施工に比べると設計の自由度は低いといえます。
しかしながら、工場で生産された床、壁、天井、浴槽など規格部材を現場で組み立るため、現場施工に比べると施工も容易で工期が2~5日と短く、防水性に優れているため2階にも設置することが可能です。

その他、浴槽と床だけをユニットにした「ハーフユニット」もあり、ユニットバスの防水性の優れた面と現場施工の自由度の高さを組み合わせることができる商品もあります。

浴槽

浴槽の種類

和式

和式の浴槽は深さが約60cmあり、ひざを折って肩まで入浴するタイプで基本サイズは長さが80~110cmです。
和式の浴槽

洋式

洋式の浴槽は深さが約45cmと浅くて、長い浴槽に足を伸ばして寝そべるように入浴するタイプで基本サイズは長さが120~160cmです。
洋式の浴槽

和洋折衷式

和洋折衷式和式の浴槽は、深さが約50cmと和式と洋式の長所をバランスよく組み合わせたタイプで、肩まで自然な姿勢でお湯に浸かることができ、もっとも多く採用されているタイプです。高齢者の方にも出入りや姿勢の保持が楽な浴槽といえます。
和洋折衷式の浴槽

浴槽の設置方法

浴槽には「埋め込タイプ」と「半埋め込みタイプ」、「据え置き式」の置き方があります。 据え置き式で和式浴槽の場合は、洗い場(床)から浴槽の縁までの高さが65cmにもなり、跨ぎにくく浴室が狭く感じられます。埋め込み式は、老人や幼児が転落する恐れもあり注意が必要です。半埋め込み式では、洗い場(床)から浴槽の縁までの高さを40cm~45cmにすると高齢者にも跨ぎやすく転落の恐れも少ないといわれています。

浴槽の材質

FRP

FRPは、「Fiber Reinforced Plastics 」の略で、ガラス強化繊維プラスチックのことをいいます。FRPを素材とする浴槽は耐久性に優れ、カラーバリエーションも豊富で低価格なため、最近では最も多く採用されている素材です。

ステンレス

ステンレスは、傷や錆に強くメンテナンスも簡単で安価な素材です。裏面には保温材を施しているため保温性能にも優れています。金属特有の冷たい肌ざわりが気になる方にはお勧めできません。

ホーロー

ホーローは、鋼板や鋳物の表面にガラス質の釉薬(うわぐすり)を塗り、高温で焼きつけた素材です。金属の強さとガラスの耐食性(錆ない)があり、美しい光沢と滑らかな肌触りが特徴で保温力にも優れています。 耐薬品性や非吸着性(衛生的)があるため、鍋などにも採用されています。ただし、重量があるので木造の2階などに設置する場合は構造などに補強が必要な場合もあります。

人工大理石

人工大理石は、ポリエステル系とアクリル系などがあり、天然石によく似た美しさや豪華さを持ちながら、天然石にはない均質性と高い強度を持っています。保湿性、耐久性にも優れ、手入れも簡単ですが、FRPよりもかなり価格の高い素材です。

木製

ヒノキやヒバ、サワラなどを使った木製の浴槽です。木製の浴槽は保温力が良くお湯がさめにくく、木質の温かみや香りが良いなど人気はありますが、手入れの難しさや耐久性に難があり価格も高いことなどから、これまで一般の家庭では使いにくいとされていましたが、防朽技術の発達で腐りにくく、手入れも簡単な商品が販売されるようになり一般住宅にも採用されるようになりました。

床、壁、天井の仕上げ

浴室の床や壁、天井の仕上げには、タイル、石、木などさまざまな材料があります。それぞれの仕上げ材の特徴を理解し、耐水性、防水性はもちろんのこと、傷つきにくく、汚れにくいなどお手入れがしやすい素材を選ぶことが大切です。その他、肌が直接触れることから、感触の良さも選ぶ際のポイントとなります。

その他

ジェットバス

浴槽に付いた穴から気泡を含んだ湯が噴出する方式の浴槽のことをいいます。マッサージ効果やリラックス効果があり人気の商品です。

浴室乾燥機

浴室乾燥機は、乾燥や暖房、換気の機能があり、浴室内の湿気取りやカビを防ぎ、洗濯物を乾かすことも可能です。電気式とガス温水式があり、浴室の天井に設置するタイプがほとんどですが、後付の壁掛けタイプもあります。

浴槽の自動洗浄機能

ボタンひとつで浴槽を洗浄してくれる自動洗浄機能を搭載したバスタブです。
浴槽の中心に設置された洗浄ノズルからお湯と洗剤が出て、自動で浴槽を洗浄します。

断熱浴室

断熱材や保温材でユニットバスの天井、壁、床などを包み込んだ保温タイプの浴室です。浴室内の温度低下が緩やかでヒートショックを予防できます。

バスコート

バスコートとは、浴室専用の坪庭や浴室とテラスや中庭とつなげたオープンな空間のことなどをいい、露天風呂感覚を楽しむことが可能です。

シャワーブース

浴槽の無いシャワー専用の浴室です。二世帯住宅など家族が多い場合や寝室の隣に設置するなど、補助的な役割に使われる場合が多いようです。