様々な室内装飾
建築だけでなく、装飾品もご紹介していただきました。
テーブル隣にある食器類の中で目を引くオブジェがあります。
猛さん「これはラジオメーターで夜になると止まるんです。太陽の光で天空光を受けて、グルグル回ります。」
その隣には天気が分かる(!)オブジェが。お話を伺っているだけでワクワクします。
壁にはお二人でご旅行に行った際の思い出のタイル等、さまざまなものが埋め込んであります。きっと、生活を慈しむという言葉はこういうときに使うのですね。
コンクリートに入れられた「段」
コンクリートの壁面にはいたるところに段が入っています。
猛さん「日常のよく使うものを、ちょっと置いておくと良いかと思って。」
保坂さんは爪切りや定規をそっと置かれていました。
反対側の壁面には、段にレコードが飾られています。
ものを置くだけでなく、窓側のコンクリートの段には板を載せ、飾り棚を設置。こういったことって思いつかないですね。発想の宝庫です。
テーブルには一輪挿しを置くため(!)の、コンクリートのくぼみも。
生活がデザインに溶け込んでいます。
そしてキッチンはめぐみさんのアイデアの宝庫です。
機能美を兼ね備えた、ゴミの袋をひっかけて分別しておけるキッチンレール。
スターバックス等にある、コップの中がさっと洗えるリンサー。
壁に掛かった16世紀のフライパン。
アンティークの薬瓶を花瓶に。
真似したいところがたくさんありますね。
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キッチンを越えると一段下がったところに寝室が。
猛さん「狭いスペースなので、ちょっとした段差があることで次のスペースに行く、という生活のリズムをつくりました」
寝室の窓の外には、なんと!お風呂があります。
シャワー派のめぐみさんと、お風呂に入りたい猛さんとの意見を合わせた結果、ベストな位置(室外)となったそうです。最初は入らないとおっしゃっていためぐみさんですが、今は毎日入っているそう。
とても気持ちが良さそうです。
心の温度を感じるご自宅
最初は18.9平米という数字に驚き、終わる頃にはその豊かさに驚かされたご自宅。あと3時間はお話聞きたい!と川村が言うほどのアイデアの宝庫でした。
ただ、それだけでなく、それ以上に愛とパワーを感じました。
猛さん、めぐみさんのお二人の温度がそのまま画面から伝わってくるような感覚がありました。
家というのは施主の心の温度がそのまま反映されるのですね。
まだご覧になっていない方は是非、InstagramのIGTVをご覧ください。
アイデアの宝庫であることはもちろん、とてもあたたかい気持ちをもたらしてくれますよ。