石井さんの住まい

Instagramライブ

建築家・石井さんの住まい

5月のインスタライブ

毎月開催しているインスタライブ、5月は建築家 石井 秀樹さんの自邸にお邪魔しました。

石井さんのご自邸は緑豊かな鎌倉の地にあり、130段(!)ほどの階段を登った場所に位置しています。

なんとインスタライブ中に、野生のリスが横切りました。それほど自然豊かです。

敷瓦の玄関と造作テーブル

玄関を入ると風合いの良い床が。

石井さん「これは敷瓦です。裸足で歩いていると足の油で磨かれて行きます。元々瓦なので燻銀のような風合いがあっていいですよ。」

石井さんのご自宅は築3年とのことで、これから歴史を重ねて風合いが変わっていくのが楽しみですね。

玄関から繋がるお部屋は主寝室件プライベートルームになっています。

室内に置かれた馴染みの良いテーブルは、昔クライアントのために発注したものの、寸法を家具屋さんが間違い作り直しとなったものを譲り受けたそう。

石井さん「この(テーブルの)足はよく作るんですが、ワイチェアに合わせて作ったんです。先端がワイチェアに合わせていて、上にいくとL型なんです。
Lにすることで55mmの厚さのあるテーブルを頑丈に作ることができるんです。」

無意識の動作を生む回遊導線

お部屋を抜けて廊下を歩いていると、突然の浴槽が!
十和田石のブルーグリーンの色合いが美しく、浴槽というより芸術作品のようです。

石井さん「水をはるともっと青味ががってきれいですよ。」

浴槽はテラスに繋がっていて、露天風呂のようにして入浴を楽しめます。

浴槽を過ぎ、奥に進むと先ほどの玄関にたどり着くという四角い導線になっています。

四角い導線の中央には黒い箱があるのですが、壁の中は一体どうなっているのか、不思議に思いスタッフ川村質問しました。

石井さん「収納がここに固まっています。板割りに合わせて扉がついていて、一つ一つが何かしらの収納になっています。」

一部扉を開けて中を見せていただきました。
ウォークスルーのクローゼットになっていて、通り抜けて反対側に出られるようになっています。

石井さん「帰ってきて(玄関目の前のウォークスルーのクローゼットを開けて)コートをかけたり。下着をとってすぐお風呂に行ったり。

回遊導線が一番いいのは何も考えないで行動を起こせることですね。歩いていると服が出てきて、洗面が出てきて、トイレが出てきて。

なんとなく歩いているとやることが出てくる。通常なら使う脳を使わずとも動作が出てくるんです。

あとこのコンパクトさがちょうどいいですね。結構お風呂って奥に追いやって造るじゃないですか。

浴槽と他を塞ぐし、洗場自体も浴槽と塞いだり。色々なバリアの中に浴槽ってあるんですけど、実際1日のなかで使う時間って短いですよね。

その割にいい素材を使って作るので、意外と開放してつくることで普段は家の中の風景にして、お風呂をお風呂として閉じ込めないで、狭さを感じないようにしています。」