Instagramライブ

建築家・保坂さんの住まい

3月のインスタライブ

毎月開催しているインスタライブ、3月は建築家 保坂 猛さんの自邸にお邪魔しました。
保坂さんは自邸を2棟建てられており、本日お伺いするのは2棟目のご自宅。
猛さんと、奥様めぐみさんがご一緒にご案内してくださいました。

驚くべきことに敷地面積は30平米。(わかりやすくお伝えすると、2×15メートル!)
多くの建築家住宅を訪れているスタッフ川村の中でも至上初面積だそうです。
猛さん「なかなかない敷地です。一瞬で決めました。」
構造は鉄筋コンクリート構造(RC構造)。屋根が特徴的な形が気になります。

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まずは玄関前からご紹介してくださいました。
ご自宅の前にある4m道路は私道で、保坂さんが植えられた植物が並んでいます。車が入ってこられないため植え込みが許されているとのこと。

自分で食べたアボカドの種(!)から育てたアボカドの木、山椒、月桂樹、ローズマリー・・・。すでに生活の工夫が溢れています。

延べ床面積18.9平米

それでは玄関よりご自宅にお邪魔します。

室内に入ると、お部屋がすっと奥まで見渡せます。
延べ床面積は、なんと18.9平米。
「18.9平米で、しかもRCで家が建てられるとは!!」
スタッフ川村もついつい声が弾みます。

上を見上げると、朝の光がとても美しく差し込んでいます。
18.9平米と思えない、豊かさ・広がりを感じるのは、この天井高があるからでしょうか。

天井上までの高さは地面から7.2メートル。建物で言うと2.5階建の高さです。
コンクリートがトップライトのところでアールの曲面になり、上部のトップライトにつながっています。
真下に立ち天井を見上げると、美術館の中にいるような、芸術の中に包まれたような感覚が画面越しからも感じられます。

30分という短いインスタライブの時間の中でも、太陽が動き、光の差込方が変わるのを感じることができました。雨の日、曇りの日でもとても明るいそうです。

社会との繋がりをデザインする

リビングの椅子に座ると、先ほどご紹介した私道の植え込みが見えます。
窓は一枚扉になっていて、日中は開け放たれていることが多いそう。

めぐみさん「犬の散歩途中の方が声をかけてくださったり、お子さんが立ち寄ってくれたり。近所の方とのコミュニケーションの場になっています」

猛さん「設計当初はガラスではなくて、木の板にしていたんですけれど、開けたら気持ちよさそうだなと思って。工事中に変更しました」

社会との繋がりも含めてデザインされているお家、そしてそれを楽しまれているご様子が、拝見していてこちらもあたたかな気持ちになります。

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川村が座っている目の前にあるテーブルはなんとミシン台。めぐみさんのお母様のお嫁入り道具をいただき、天板を付けられたそうです。なんという発想力。。。

保坂さんは設計のプレゼンテーションをされる際に2ヶ月以上毎日スケッチブックに向かわれ、スケッチを行われる方です。
ご自宅はどのくらいの構想期間があったのでしょうか。

猛さん「この家は確認申請をして着工して、やっぱり違うと思ってストップして。また確認申請を取り直して着工して、また違うと思って。3回かかりましたね。(笑)」