ザ・ハウス
川村 利恵 (かわむら りえ)
ザ・ハウス マッチングコーディネーター。
1969年、埼玉県出身。住宅業界歴24年。アトリエ系設計事務所、不動産会社の企画部門に勤務の後、2007年に(株)ザ・ハウスのマッチングコーディネータに就任。二級建築士と福祉住環境コーディネータの資格を持ち、特に建築家との家づくりに関して豊富な実績がある。これまで1049組の相談実績を有し、256邸の家づくりに携わる(2022年11月末現在)。
自己紹介
祖父が建てた隙間風の入る軒の深い平屋で自然とともに自由に育つ3人兄弟の真ん中。海外で4年暮らしたことで、実家の建物が日本の情緒や機微、美しさが暮らしに詰まっていたことを実感しています。
「家をつくる」という仕事を知れば知るほど、幼少期の、何気ない瞬間に感じた記憶が原体験となり、この仕事にたどり着いたのだと気づかされます。
無意識に感じる居心地の良し悪し。人との距離感、光の強さ、容積的な対比、バランスなど、個々の感じ方が異なることを前提に、建築家は家をつくります。
だからこそ住まい手に寄り添い、対話を重ねながら深層心理を紐解いて形にできるのです。建築家の手がけた家を拝見するたびに、どんなストーリからこうなったのだろう、と毎回ドキドキします。
住まい手のための究極の居心地良さ。それを少しでもお伝えできればと思います。