日光が当たらない、湿気の多いところにダニは繁殖します。
家の中でも、畳やカーペットが最もダニの繁殖しやすい場所なので、特に畳の上にカーペットを敷くことは避けた方がよいでしょう。
除湿
乾燥した環境ではダニは繁殖しにくく、湿気を抑えることがダニ対策の第一条件です。室内の通風、換気を心がけましょう。
清潔に保つ
ダニのエサは、食品のクズや、人のフケや垢、虫の死骸やカビなどです。こうしたエサをなくすことが大切なので、こまめに掃除をし、室内を清潔に保ちましょう。
掃除がしやすいように常に整理整頓を心がけ、ホコリの溜まりやすい場所をつくらないように家具の配置を工夫するとよいでしょう。
日干し
畳・カーペット
日干しをすることでダニを駆除し、湿度を下げることで増殖を抑える効果があります。日干しのあと、叩くと死がいや糞がより細かく砕かれて奥に入り込んでしまいます。掃除機をかけて取り除きましょう。
寝具
布団や枕などもダニが住みつきやすいので、日光に当てて日干ししましょう。また、シーツやカバーなどはこまめに洗濯しましょう。
加熱・乾燥
カーペット
カーペットの表面に固く絞った濡れタオルをかぶせ、その上からスチームアイロンを最強温度でしっかりかけます。製品によってはアイロンが使用できないものがあるので、品質表示のタグを必ず確認しましょう。
寝具
布団などの寝具には、布団乾燥機を使用しましょう。乾燥後にはダニの死がいや糞が残っていますので、掃除機をしっかりとかけ取り除きましょう。