2041年に木造の超高層ビルが誕生するかもしれません。
2018年2月、住友林業が木材比率を9割とする高さ350m、地上70階の超高層ビルの建設構想を発表しました。大阪市にある日本一高いビル「あべのハルカス」の300mを上回る超高層ビルを、木造で建てる壮大な構想です。
画像提供:住友林業・日建設計
木材と鋼材を組み合わせた柱と梁に、鉄骨制振ブレース(筋かい)を組み合わせたハイブリット構造。「街を森にかえる」をコンセプトに、外観は地上から建物のバルコニー部分を経由して高層階まで緑が続き、建物内部は純木造とし、木のぬくもりややさしさを感じる落ち着いた空間を目指すそうです。
画像提供:住友林業・日建設計
まだまだクリアしなければならない耐火、耐震などの課題があり構想段階ですが、23年後、木造超高層ビルが誕生するかもしれないと思うとワクワクします。