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Instagramライブ

建築家・西久保さんの住まい
建築家の家って何がちがうの?どんな工夫があるの?

西久保さんインスタライブ

インスタライブを行いました

先日インスタライブで建築家・西久保 毅人さんの設計された住まいからライブ配信を行いました。

お邪魔した住まいは「月のとびら」。

築4年、東京都中野区にある商店街に設計したアトリエ兼ギャラリーのある3階建の住宅です。

インスタライブの中から抜粋して、住宅を建てるヒントになる情報をご紹介します。

敷地面積20坪。数字以上の空間を感じる家

家主はご夫婦+お子様一人の3人家族。

家主は家で仕事をしていて商店街が大好きな方。そのため1階がお店になったり、ギャラリーになったりする未来の姿を描きながらお家を設計されたそうです。敷地面積は65平米(20坪)。

数字だけ聞くと広いとは感じられない方も多いかもしれませんが、ご自宅の中はとても豊かで、風通しがよく、奥行きの感じられる空間でした。

インスタライブでご訪問した時はちょうど1階で器屋さんがお店を出されていました。街と緩やかに繋がった空気が映像からも感じられます。

西久保さんインスタライブ

お部屋の中をご案内いただきました

器屋さんを抜けて奥に進むと、古い欄間(らんま)※を貼り付けた扉があります。古き良きものが好きなご家族だったのでそういう要素をお家の中に取り入れたそうです。

※欄間(らんま)とは、天井と、鴨居(かもい)または長押(なげし)との間に、通風・採光のため格子(こうし)や透かし彫りが取り付けてある所

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欄間のドアをあけると奥にはブルーの寝室があります。

西久保さん「明るくない1階ではあえて光を抑えて逆光を楽しむデザインにしました。」

配色で光をコントロールする、人の感覚を変えるデザインがとても素敵です。

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階段下にはお手洗いがあります。斜めになった天井が普通なら窮屈に感じそうなものですが、あたたかみのある橙色の壁が、秘密基地のような特別な雰囲気を出しています。

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設計中に余ってしまったスペースは書庫兼・湯上りスペース(!)になっていました。

お一人分のお布団がひけるので宿泊に来た方も泊まれる柔軟性のある場所になっているそう。

余っちゃったな〜、、、って無理やりどこかにくっつけたり、そのままにするのではなくて、さらに価値を持たせて家族のお気に入りの場所を作り出すって素敵なことですね。家が建ったその先が見えているからこそご提案できることだと感じました。

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子供部屋は一面水色の壁です。

西久保さん:「色をつけることで子供の工作が引きたつ部屋になります。」

実際そこにある工作や、絵がこども美術館のように可愛らしく水色の壁になじんでいました。