植栽
植栽は、適切なタイミングで、水やり、剪定、施肥、害虫駆除、雑草の処理を行う必要があります。
真夏は朝夕の1日2回水やりをしましょう。冬は週に1~2回。
剪定は見た目を整えるだけではなく、その後の木の成長が促され、花づきや結実が良くなります。樹種によって剪定のタイミングが違うので、庭に植え込みをした際に造園業者に確認するとよいでしょう。
施肥は土に栄養を与えるのですが、樹木と草花によって肥料が異なります。樹種や草花の種類に適した肥料を選択しましょう。ただし、植え込みをした年は樹木に肥料を取り込む力がないため、施肥は避けましょう。
害虫駆除は早期対応が肝心です。発見したら、害虫が成長する前に殺虫剤などで取り除きましょう。剪定や雑草の処理などで害虫が寄り付かないようにすることも大切です。
植栽はすぐに相談のできる掛かりつけの造園屋を決めておくといいでしょう。
デッキ
ウッドデッキや濡れ縁の落ち葉やホコリはこまめに取り除きましょう。放置しておくと木材が腐る原因になります。ウッドデッキは2~3年に一度塗り直しをしましょう。
駐車場や土間コンクリートなどは、耐久性に優れており、メンテナンスの必要がありません。ひび割れが生じることがありますので、なるべく打設のときの目地や切れ目などを入れ、ひび割れを防ぎましょう。
門扉・フェンス
アルミ製
アルミ製の門扉やフェンスは錆びに強いのが特徴です。ただ、表面の汚れを放置しておくと腐食の原因になる場合があります。水洗いと乾拭きをし、汚れの具合によっては中性洗剤をタワシなどにつけて汚れや錆びを取り除いてから、水洗い・乾拭きをしましょう。
アイアン製
アイアン製は錆びに弱いので、防錆材を塗装されているものが一般的ですが、それでも錆びが生じてくることがあります。スチールたわし、ワイヤブラシなどで落とし、サンドペーパーで磨いた後に錆止め塗料を塗り、乾いたらその上に防水性のペンキなど塗装しましょう。
ステンレス製
錆びにくい素材ですが、それでも発生する場合があります。水拭きの後、柔らかい布で乾拭きしましょう。汚れがひどい場合は、スポンジまたは布に中性洗剤をつけて拭き取ります。
塀板
塀の汚れは、ブラシでこすり落としてから、水で洗い流しましょう。2~3年に一度、防腐剤とペンキを塗り替えましよう。ブロック、コンクリート、石の塀の汚れは、たわしやブラシでこすり落としましょう。
庭の排水
敷地内の水たまりが長期間乾かないなど、湿気の多い敷地は、住宅の劣化を早め、白アリの発生の原因にもなりますので、スムーズに排水するようにしてください。
また、住宅の周りに設けられている排水溝や排水マスは、定期的にフタやグレーチングを開けて、ゴミや落ち葉を取り除いてください。放っておくと大雨などで水があふれる恐れがあります。