外壁のメンテナンス

サイディング

「メンテナンスフリー」と謳っているサイディングでも、メンテナンスの手間が少ない、耐久性に優れているという意味で、メンテナンスがまったく必要ないということではありません。

雨水や泥のはね上がり汚れは、上から下に洗い流すようにし、しつこい汚れは表面を傷つけない堅さのブラシで水洗いをしましょう。台所の換気フードの周囲は、薄めた洗剤でこまめに洗い流してください。

外壁の掃除というと「高圧洗浄機」をイメージされる方も多いかと思いますが、水圧が強すぎ、外壁にダメージを与える場合もありますので注意しましょう。

窯業系サイディング

現在、主流となっているサイディングですが、サイディングの劣化よりも先に、目地のシーリング材や表面の塗装に劣化が見られるようになります。傷を付けないように堅すぎないブラシやモップなどで、水洗いしましょう。
業者に依頼をするメンテナンス時期の目安は、7~10年。

金属系サイディング

窯業系サイディングと比べ、水の浸み込みの心配が少ないのですが、表面塗装が錆びることがあります。全体的に広がってしまうため、定期的に外壁の水洗いや、錆びたときには早めの対処が必要になります。
業者に依頼をするメンテナンス時期の目安は、8~15年。

木質系サイディング

天然木や合板などの木材を使用していますので、他の外壁材に比べ劣化や腐食がしやすく、早めの塗装直しが必要になります。
業者に依頼をするメンテナンス時期の目安は、5~12年。

樹脂系サイディング

アメリカやカナダなどでは主流で、少しずつですが日本でも増えてきています。塩化ビニル樹脂を使用しているため、雨には強いのですが、紫外線による表面の色褪せ、変色でメンテナンスが必要となります。
業者に依頼をするメンテナンス時期の目安は、10~20年。

ガルバリウム鋼板

「メンテナンスフリー」と言われ、耐久性に優れいていますが、定期的なメンテナンスは必要になります。

錆びに弱いため、定期的に水で洗い流します。潮風のあたる地域では、その頻度を増やしましょう。
ただし、高圧洗浄機は非常に高圧のため、ガルバリウム鋼板には不向きです。

モルタル

雨水や泥のはねあがりの汚れは、表面を傷つけない堅さのブラシで水洗いをしてください。台所の換気フードの周囲は、薄めた洗剤でこまめに洗い流し、頑固な汚れはアルカリ性の強い洗浄剤を使い、たわしでこすり水洗いをしてください。苔やカビは薄めた洗剤で洗い流してください。

モルタル壁は、乾燥収縮によって細かい亀裂が入っていることがよくあります。これは完全に防止することは難しく、そのため通常3回くらいに分けて塗り、亀裂が下地にまで届かないようにします。

しかし、亀裂も大きくなれば雨水の浸入などにより、下地が腐朽したり、モルタルがはく離したりするような危険がありますので、日頃の点検と補修が必要です。

小さいひびの場合は、市販の防水スプレーを吹きかけるといいでしょう。

ALC外壁

ALCは内部に気泡がある軽量気泡コンクリートで、耐久性や断熱性に優れているのですが、水に弱いという特性があります。

定期的な塗装で防水性を保つ必要があり、またシーリングが劣化すると雨水が浸入する原因になるため、あわせてシーリングの補修も重要です。

タイル

タイルの表面は、雨と一緒に汚れも流れ落ちるため、比較的お手入れが簡単です。
ただ、目地のシーリング補修や、割れや脱落したタイルの張り替えなどのメンテナンスが必要です。

板張り

雨水や泥のはね上がり汚れは、表面を傷つけない堅さのブラシで水洗いをし、台所の換気フードの周囲は、薄めた洗剤でこまめに洗い流してください。

割れたり、はずれたりしている部分があれば補修をしてください。また、塗装は3年に一度くらいは行うのが理想的です。

吹きつけ仕上げ

表面のゴミやホコリは、ほうきやブラシで軽く払い落とします。水洗いする場合はあまり強いと痛みの原因になりますので、軽く洗い流す程度にしましょう。

通常5年くらいが吹き付け直しの目安となります。