当初の見積り額は予算を超過していましたので、調整にかなり手間取りましたが、減額のための細かな提案にも丁寧に協力していただけました。

擁壁と半地下がＲＣ造、住宅本体は木造２階建の建物でした。曲面壁とそれに伴う屋根形状、トラス梁など複雑な納まりもありましたので、規模の割には打合せ時間が多かったのではないでしょうか。 監督さんはこちらの意図をよく読みとって下さいましたし、施工図もどんどん出てきました。

定例打合せに加え、メールでも頻繁なやりとりがあり、職人さんの力量もさることながら、「監督さんの力量大なり」と改めて感じました。
施工図・・・設計者が書いた設計図をもとに、施工者が施工するために必要な寸法、形状、材質等を詳細に表示した図面。

たまたま自宅隣の土地が売りに出されたため、その地に息子の住宅を建てることにしました。

全幅の信頼をおいている建築家の近角よう子さんに設計をお願いし、近角さんからの紹介で今回の工務店に仕事を依頼することにしました。

近角さんと監督さんが綿密な打合せをしてくれたお陰ですべてが順調に進み、現在息子は新しい住宅で、快適で優雅な生活を送っております。

現場の職人さん達も監督さんの熱心さ、真面目さ、誠実さに突き動かされ、みんなが力を合わせて仕事をしている様子は、私どもに「良い住宅を建ててくれている」という安心感を与えてくれました。