どうすれば回避できたか
結果として、ご希望の家づくりが、あと少しのところで叶わなかったのです。そして数ヶ月の時間が無駄になったわけです。
●お客様は
お客様は、ご自分の常識と照らし合わせて、不動産会社に対しては、「ギリギリハンコを押すまで価格交渉して、なにが悪いのか」。信用金庫に対しては、「当初の説明と違うではないか」。とご不満に思われたのです。
●相手は
不動産会社にしても、信用金庫にしても、自分達の常識の中で、いつものように説明し、いつものように交渉し、いつものように準備していた訳ですが、今回は、双方の常識の差を埋めることができなかったのです。
●歩み寄りも大切です
お客様より、「自分たちの仕事では考えられない、そんな対応あり得ない」と言うセリフを聞くことがあります。確かにお客様の業界では、それが常識なのでしょう。
ただし、その相手も、「そんな要望あり得ない」と思っているかもしれません。実際、私もそう思ったことがありました。
どちらかの常識に一方的にあわせる必要はありませんが、家づくりを共に進めていくパートナーです。お互い歩み寄ることも大切なのではないでしょうか。