目次
2025年10月、LIXIL住宅研究所が「住まいと家族の幸福度に関する調査研究報告書」を公開しました。
20〜40代を対象に、家族の幸福に“住まいがどのように影響するのか”を調査した結果、家は単なる“箱”ではなく、幸福度を押し上げる重要な要素であることが明らかになりました。
1. 持ち家は幸福度を高める ― 80.6%が「幸福度が増す」と回答
新築戸建て所有者の 80.6% が、“持ち家は幸福度を押し上げる” と答えています。
・「とても増す」52.3%
・「少し増す」28.3%
この結果が示しているのは、持ち家が単なる住まいではなく、心理的安心・将来の見通し・「自分たちの場所がある」という確かさをもたらす存在だということ。これは賃貸住宅では得にくい価値です。
2. 戸建てはマンションより幸福度・満足度ともに高い
住まいの形態別の比較では、 新築戸建てに住む人々の幸福度が最も高い結果となりました。
・ 新築戸建て:幸福度 6.9点 / 満足度 7.1点
・マンション:幸福度 6.6点 / 満足度 6.7点
特に、家の満足度が9点以上の“高満足層”は 戸建て 23.5%(マンションの倍以上)。
戸建てが支持される理由は、 家族構成や暮らし方に合わせた 設計の自由度 にあります。 子育て・家事・家族時間の動線を、自分たちの暮らしに合わせてつくれることが 幸福度に強く影響しています。
3. 幸せな家の条件トップ3は“家族時間を支える仕組み”
調査で選ばれた「幸せをもたらす家の条件」トップ3は
1.子育てがしやすいこと(31.3%)
2.家族でくつろげるリビング(29.5%)
3.日当たりの良い部屋(28.1%)
いずれも“家族の安心” と “コミュニケーション” を支える要素に集中しています。
4. 幸福度の土台は「心の健康」と「信頼できる家族の存在」
幸福度に影響する要因として挙げられたのは:
・心の健康(25.2%)
・信頼できる家族の存在(22.5%)
つまり、家づくりの本質は「心の豊かさを育む空間」であることをデータが裏付けています。
理想の暮らしは“設計と選択”で実現できる
幸福度を高める家には共通点があります。
・子育てしやすい動線
・家族が自然と集まるリビング
・光と風を取り込む設計
家づくりは「広さ」や「設備」だけではありません。家族が安心して過ごせる空間をどう設計するかが本質です。
予算や土地条件に制約があっても、工夫次第で“理想の暮らし”は必ず形にできます。その舞台を整えることが、家族が心地よく暮らせる毎日につながります。

