火災保険料は、かつては住宅ローンの借り入れ期間に合わせて長期契約(最長36年)が可能でしたが、2015年に最長10年間に短縮され、さらに来年、2022年には契約期間が最長5年間に短縮され、さらに保険料も値上げされる見込みです。
近年、台風や豪雨などの自然災害が頻繁に発生しており、自然災害によって住宅が被害を受けるケースが増え、被害を補償する火災保険の保険金支払いが増加しています。
こうした中、損保各社でつくる損害保険料率算出機構が、2021年6月に「火災保険参考純率」を改定し、以下を決定しました。
・火災保険(住宅総合保険)の参考純率を全国平均で10.9%引き上げること
・火災保険の期間を現行の最長10年から最長5年に短縮すること
これに伴い、2022年に各社の保険料が値上げされることになりそうです。