先日、自宅を解体する際、撤去しないでと、事前に伝えていた大切な樹木が根元から伐採されてしまいました、、ハウスメーカーの営業に樹木の事は、契約時から何度も伝えていた事です。この件だけではないのですが、この営業が信頼できないので、請負契約を解除したいのですが、解除にあたり、今まで掛かった経費約100万円と解体工事費用を支払うように言われました。契約解除の要因を作ったのは、営業です。それでも払わないといけないのですか？

まーちょさん、こんにちは。

大切な樹木が根元から伐採され、営業担当者も信頼できないご状況で、大変お困りのこととお察しいたします。

現在、請負契約の解除について営業担当者のみと交渉されていますでしょうか。もし、そうであれば、今後は責任者も交えて契約解除を申し出た経緯をご説明いただき、お話し合いをいただいてはいかがでしょうか。

請負契約書の内容を存じ上げないため軽々には申し上げることができませんが、一般的には、施主からの「自己都合による契約解除」では、契約解除までにかかった費用などの住宅会社の損害については、施主が賠償すると記載されることが多いです。

先方のハウスメーカーは、自らに契約解除の要因があるとの認識はなく、まーちょさんからの「自己都合による契約解除」のお申し出として、これまでに掛かった経費をすべて請求していることも考えられます。

なお、先方に契約解除の要因がある場合においても、金額に関しましては特にきまりがなくご当事者間のお話し合いによって解決する必要がございます。

まーちょさんが金額に納得ができない場合には、弁護士や、民事調停など、法律の専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。

※民事調停について（裁判所ウェブサイトより）　https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_minzi/minzi_04_02_10/index.html