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工事中の契約解除
- 2023-02-28
- 名前:335
注文住宅の建築中ですが不信感が積もり積もって契約継続が難しいと思い契約解除したいです。まだ先方に契約解除するとは言っていません。
状況としては基礎工事まで終わっています。
基礎工事中にトラブルが発生し工事が止まっている状態です。連絡しても返事がない、質問しても答えてくれない、トラブルになった後の説明が全くない、あちらの計算ミスにより金額が高くなると着工後に言い出す、現場に建築士は一度も見に行っておらず工事監理がされていなかった、嘘の数々。
挙げ句の果てに書類に勝手にサインされているものがありました。出来高部分を支払うことさえも気持ち的には許せないのに、賠償金やプレカット等支払う義務があるのでしょうか?
このような不信感という理由だけではこちら側の都合による契約解除になるのでしょうか?
あちら側の不手際や対応の杜撰さが招いたのでは?と思うと納得できません。
(基礎部分については話し合いでやり直しが決定していましたし、もし他会社に建築してもらうとしても私としては基礎の再利用できないと考えています)工事中の契約解除について
- 2023-03-05
- 名前:ザ・ハウス
335さん、こんにちは。
基礎工事が終わっている状況で契約解除を検討しなければならないご状況に言葉が見つかりません。また、大変にお困りのところ、ご投稿後の回答に時間を要しましたこと申し訳ございませんでした。
これまでの経緯をご説明いただきましたが、詳細な内容は理解しておりませんので、一般的なご案内となりますがご容赦ください。
335さんから契約解除を申し出た場合、請負契約書に定めた内容で精算を行うことになります。
建築工事の場合、1か月~3か月前には建材の発注をおこないます。発注時期についていは新型コロナウイルスの感染拡大以降、サプライチェーンの混乱により納品時期が読めなくなったこともあり、住宅会社は遅延を恐れ早め早めに発注するようになりました。
また、住宅の場合には、キッチンや浴室などは既製品であってもお客様ごとに製造するため、他のお客様に転用ができないこともあります。
このような状況から335さんのお家のために発注した建材は、取消や転用ができない建材も多く、住宅会社か、もしくは336さんがその費用を負担せざる負えないといえます。
費用負担については、これまでの経緯を踏まえて話合いを行うことになりますが、335さんがおっしゃるとおり、施主様は「住宅会社の対応により契約解除することになった」、住宅会社は「対応を改善してお家を完成させるつもりだが、施主様から解約を申し出た」と、主張がぶつかります。
話合いで解決することができない場合には、法律の専門家を交えて第三者の判断に委ねることになります。
「基礎部分については話し合いでやり直しが決定」との内容から住宅会社がまったく聞く耳を持たず、対応がゼロということではないとお見受けしました。
その上で335さんのご不安は払しょくできず契約解除をご検討されていることと思いますが、今一度、責任者を交えてのお話し合いの場を設けられることをお勧めいたします。
その一方で、法律の専門家にもご相談いただき、アドバイスを受けられることをお勧めいたします。
※住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/※法テラス
https://www.houterasu.or.jp/index.html※民事調停
https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_minzi/minzi_04_02_10/index.html