妥協せず、前向きなお話し合いを。

  • 2003-05-26
  • 名前:ザ・ハウス

今のご状況に至るまでは、建築家はどれみさんのお考えを実現しようとし、また、当然どれみさんも「満足する家を建てよう!」という同じ気持ちの中でご計画を進めてこられたことと思います。

どれみさんは、きっとその建築家を信頼していないから資料を渡したのではなくって、「より具体的なイメージが伝われば・・・」という思いで資料を紹介されたのだと思います。
でも、どれみさんのそのお気持ちを誤解して受け取っている可能性はないでしょうか?ひょっとしたらどれみさんの思いに反して、「僕は信用されていないのかなぁ」と受け取ってしまったのかもしれません。
もしそう受け取ってしまったのであれば、疑心暗鬼な気持ちから、「どうしてプロにこんなことを言うんですか」と思わず口に出てしまったのかもしれませんし、当然どれみさんもそんなことを言われたら、「なんで素人扱いするんだろう」とお思いになられるでしょう。
そんなところにボタンの掛け違いがあったのかもしれません。
「建築家という別人に設計をお願いする以上、多少は自分の考えとは違ってきてしまうもの」ではなく、「建築家という別人に設計をお願いする」からこそ、建て主は自分の考えをしっかり伝える必要がありますし、建築家はそれを理解しようとする必要があるのだと思います。
最終的に出来上がった建物が、どれみさんの考えと違うものになってしまい、納得のできない家で生活をしていくことほど残念なことはありません。これからもっと建築家との関係が重要な段階に入っていくことを考えれば、お互いのお気持ちが理解できるまでコミュニケーションをとることに妥協せず、ぜひ、ぜひ、建築家と前向きなお話し合いの機会を重ねられることをお勧めします。
その上で、建築家がどれみさんのお気持ちを理解しようとする姿勢を示さないようであれば、じゃんさんのおっしゃる選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
よろしかったら、ご来店された際の担当者までお気軽にご相談ください。