ケースによってポイントが異なりますが…

  • 2015-01-30
  • 名前:ザ・ハウス

悩み中さん、こんにちは。(他のスレッドに投稿いただいておりましたので、新規のスレッドに移設させていただきました)
 
設計事務所に「設計監理」をご依頼の場合と、工務店に「設計と施工」をご依頼の場合とで、工務店を選ぶ際のポイントが若干異なるかと思います。
・設計事務所に「設計監理」をご依頼の場合
まず、設計事務所との実績が豊富かどうかがポイントです。
工務店に「外部の設計事務所と仕事をしたことがあるか」を聞くと、ほとんどの工務店が「ある」と答えるのではないかと思います。ですが、設計事務所が「設計」した建物を手掛けたことはあっても、「設計監理」した建物となりますと、ごく少数の工務店に限られますのでご注意ください。
特に設計事務所との家づくりの場合、建築家と現場との間を調整する現場監督の力量が家の出来を左右します。この点については、建築家を通じて確認されることをお勧めします。
また、設計事務所が「設計監理」した建物を請け負う工務店は多くが小規模組織であり、必ずしも会社の経営状態がいい会社ばかりとは言えません。完成保証の加入状態を調べる等、経営状態を確認した方がよろしいかと思います。
・工務店に「設計と施工」をご依頼の場合
工務店に「設計と施工」をご依頼の場合は、各社ごとに設計内容と仕様が異なりますので、各工事項目別の金額を査定することにあまり大きな意味はありません。
ただし、総額が同じであっても、仕様のグレードに違いがあるはずですので、どの会社が悩み中さんにとってコストパフォーマンスが高い会社かを検討してみましょう。
また、やはりハウスメーカーに比べて小規模組織の会社が多いため、完成保証の加入状態を調べる等、経営状態を確認した方がよろしいかと思います。