ご参考までに

  • 2010-02-02
  • 名前:ザ・ハウス

sさん、ご無沙汰しております。
> 設計請負契約書の住所と会社の登記住所が違うとは思いませんでした。
> うがった味方をすると、訴えられたときの対策としてわざと正体を隠しているような気もしますが、深読みしすぎでしょうか。
よくあること、とまでは言いませんが、ありえない話ではないことだと思います。
ご存知のように多くの設計事務所(特にアトリエ系と分類されるもの)は、法人であっても実際は設計事務所の所長=社長が個人で仕事をしています。そのため法人としての意識が低いので、悪気なく変更登記を怠るということはあると思います。
とは言え、資格を得て仕事をしているわけですので好ましいことではなく、クライアントや社会と向き合う姿勢として不十分だと思います。
> 監理にも問題があったにもかかわらず、設計事務所が話し合いを放棄しつつあるというのが現状です。
以前に「設計事務所の協力的な姿勢は時間と共に崩れる」と心配しました。
不具合の調整は設計事務所も工務店と協力してやるべきだと思いますが、「施工」に問題があると設計事務所が独自の判断をした場合、建物完成後の仕事は後ろ向きの仕事ですので気持ちとして前に進まないことだと思います。
また、工務店の仕事である「施工」と建築家の仕事である「監理」は、密接な関係にあるため、施工に問題があるとなると監理にも責任が飛び火するように帰結することが予想されるため、あまり首をつっこみたくないという心理も働きます。
以上の2点からすると、設計事務所の態度は自然なことのように思います。
自然なことだから良い、という話ではなく、態度に対する腹立たしさと監理の責任は別のものとしてご判断いただきたいと思います。
気持ちが先行すると冷静な判断ができなくなってしまうことを心配しますが、以前からの書込みから推測するとsさんはご自身の感情をコントロールできる方のようですので、心配しすぎかもしれませんね。