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ハウスメーカーのブランド認知度ランキング

2026年1月にネットリサーチ・インターネット調査会社マイボイスコム(株)が発表した「ハウスメーカーのブランド認知度ランキング」をもとに、家づくりの会社選びにどう活かせるかを解説します。

認知率が高かったのは、積水ハウスが約7割で最も高く、タマホーム・住友林業・ミサワホームが各7割弱。
セキスイハイム(積水化学工業)・ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)が各6割台で続きました。

認知度ランキングは知名度を映すデータですが、その変化や地域差をたどると、家を建てる人が住まいに何を求めているかも見えてきます。

数年でどう変わってきたか

認知度ランキングの顔ぶれは、数年単位で少しずつ動いています。
例えば積水ハウス・タマホームは2020年・2023年・2026年を通じて上位を維持していますが、そのほかの動きからは、家を建てる人のニーズの変化が読み取れます。

1:性能・省エネへの関心の高まり
電気代やガス代の値上がりに加え、住宅ローン減税や補助金が省エネ性能を要件とする方向に進み、「高断熱・高気密で光熱費を抑えられ、優遇も受けやすい家」への関心が強まっています。
断熱性能で知られる一条工務店が2020年の13位から2026年8位へ順位を上げたのは、その表れといえます。

2:都市部で土地付きの家を持ちたいというニーズ
土地代が上がっている都市部でも、狭小地を活用して手の届く価格の戸建てを提供するオープンハウスのような会社が、存在感を高めています。

3:価格の手ごろさ
スケールメリットを活かして分譲戸建てを数多く供給するパワービルダーは、初めて家を持つ層が手に取りやすく、一建設のように近年あらたに調査対象へ加わる会社も出てきました。

ただし、認知度はあくまで「知っている・聞いたことがある」を測るもの。こうしたニーズに大量供給やCMで応える会社ほど目に触れやすく、広く知られやすい面もあります。
ランキングの動きには、ニーズの高まりと、それに応える会社の露出の多さの両方が表れていると見るのが自然です。そのうえで、ランキングを「いま何が求められているか」のサインとして眺めると、候補選びのヒントになります。

地域によって名前を聞く会社は変わる

認知度には地域差もあります。ここにも、「その土地の暮らしに合った特長を持つ会社が、よく知られる」という傾向が見えます。
わかりやすいのが寒冷地です。スウェーデンハウスは北海道・北陸、一条工務店は東北・中部で認知率が高めで、どちらも高い断熱性能を特徴とする会社です。
寒さの厳しい地域では、断熱・暖房性能が暮らしやすさに直結するため、その強みを持つ会社が広く知られていると考えられます。

そのほか、トヨタホームは中部(トヨタグループの拠点があるエリア)、飯田産業・オープンハウスは関東など、地縁や都市部での展開が背景にある地域差もあります。
家を建てるエリアが決まっているなら、自分の地域で名前を聞く会社や、その気候・暮らしに合った特長を持つ会社を調べてみると、現実的な候補が見えてきます。

認知度ランキングを家づくりにどう活かすか

認知度は「広く知られているか」を表すもので、そのまま会社の優劣を示すわけではありません。ランキングはまず候補を知る入口として使うのが向いています。

では、そこからどう選べばいいのでしょうか。
基本の流れはシンプルです。

1:予算と、建てたいエリアを決める
2:譲れない条件を2〜3つに絞る(性能・デザイン・価格帯・保証など)
3:条件に合いそうな会社を3社ほどに絞り、資料請求・見学・見積もりで比べる

これだけでも、候補はかなり絞り込めます。各ステップの具体的な進め方や、比較で見るべきポイントは、ハウスメーカーの選び方で詳しく解説しています。

参考記事
ハウスメーカーの選び方

迷ったら、第三者の視点を使う

候補選びや比較を一人で進めるのは大変です。認知度では分からない「自分に合うかどうか」を見極めるには、特定の会社に偏らない第三者に相談するのも一つの方法です。
中立の立場で要望を整理し、候補の絞り込みを手伝ってもらえれば、知名度に左右されない会社選びがしやすくなります。

ブランド認知度ランキングは、会社選びを始めるときに「どんな会社があるか」を広くつかむための地図です。
全体像を把握するのには役立ちますが、自分に合う会社そのものを示してくれるわけではありません。

知名度を手がかりに候補を広げ、自分の予算・要望・建てたい地域に照らして絞り込んでいく。
認知度では見えない部分は、別のデータや第三者の視点で補う。この進め方が、納得のいく家づくりにつながります。

ハウスメーカーのブランド認知度ランキング

ハウスメーカーのブランド認知度ランキング(2026年)
会社名 順位 認知度(%)
積水ハウス20261 (−)74.1
20231 (−)76.4
20201 (−)76.2
タマホーム20262 (−)69.4
20232 (−)74.2
20202 (−)72.1
住友林業20263 (↑)68.4
20234 (↓)71.9
20203 (↑)69.7
ミサワホーム20264 (↓)67.7
20233 (↑)72.1
20204 (↓)69.5
積水化学工業(セキスイハイム)20265 (−)62.0
20235 (−)66.5
20205 (↑)66.4
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)20266 (↑)61.5
20237 (−)63.3
20207 (↑)61.1
大和ハウス工業20267 (↓)59.4
20236 (−)63.5
20206 (↑)63.2
一条工務店20268 (↑)51.7
202311 (↑)51.6
202013 (−)43.8
トヨタホーム20269 (−)51.5
20239 (↓)55.2
20208 (↑)54.3
三井ホーム202610 (−)48.8
202310 (↓)52.3
20209 (↑)54.0
アイフルホーム202611 (↓)48.7
20238 (↑)56.6
202010 (−)50.2
パナソニックホームズ202612 (−)48.5
202312 (↓)51.1
202011 (↓)47.7
大成建設202613 (−)44.7
202313 (↓)47.7
202012 (−)47.4
オープンハウス202614 (↑)32.8
202315 (新)29.7
2020
三菱地所ホーム202615 (↓)31.4
202314 (−)32.2
202014 (−)29.9
スウェーデンハウス202616 (−)24.1
202316 (↓)26.9
202015 (↑)24.0
ヤマダホームズ202617 (↑)23.9
202318 (↓)18.1
202017 (↓)18.1
飯田産業202618 (↓)22.3
202317 (↓)22.0
202016 (↑)20.2
一建設202619 (新)11.8
2023
2020
東栄住宅202620 (↓)8.6
202319 (↓)8.7
202018 (−)8.4
サンヨーホームズ202621 (↓)6.3
202320 (↓)7.4
202019 (−)8.1
アーネストワン202622 (−)4.4
202322 (−)5.2
202022 (↓)4.1
日本ハウスホールディングス202623 (↓)4.3
202321 (−)5.5
202021 (↓)5.3
フジ住宅2026
2023
202020 (↑)7.7
その他20264.9
20235.6
20206.0
いずれも知らない202612.1
202310.0
20209.2
無回答20260.9
20230.4
20200.5
出典:マイボイスコム株式会社「住宅メーカーのイメージに関するアンケート調査」
第15回(2026年1月・全国11,428名)/第14回(2023年1月・10,039名)/第13回(2020年1月)。
いずれも複数回答。
※黄色は最新(2026年)の値。順位の矢印は前回調査との増減。「新」はその回からの新規調査対象。


ランキングを見て迷ってしまった、どう判断したら分からない方、
ご不安や疑問など、どうぞお気軽にお問い合わせください。

調べれば、答えらしきものは見つかる時代。
でも「私たちの場合は?」は、
ザ・ハウスに聞くのが近道です。

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