大手から規模の小さいハウスメーカー、工務店など全てが対象でした。実際に住宅展示場や説明会にも足を運び色々な話を聞きました。それぞれにメリットがあると感じましたが「どういった業態にお願いするか」というより、私たちの希望を叶えられるレイアウトや素材の自由度や、提案の振り幅などを鑑みて建築家に依頼することに決めました。

とても居心地が良く、意匠的にも大好きな家になりました。
奥野さんに提案していただいた「Passive冷暖®」が素晴らしく、真夏の猛暑日でもエアコン1台で家中快適です。また、規定サイズの組み合わせではなく、家族構成や家での過ごし方を考慮したセンチ単位での設計は快適さに直結すると実感しています。予算の都合上ＲＣ造を諦めたにも関わらず、内壁を総モルタルにし大好きな空間に仕上がったことも当初のイメージ通りです。

実際に何十年と生活するのは自分です。建設地の風土や季節折々の環境は図面上表現できませんので必ず建築家に伝えましょう。意匠性と機能性。バランスは千差万別ですが自分ゴト化して施主に寄り添っていただける建築家が良いと思います。「今回のプランですと、この中から選ぶしか無いですね」が無い自由度（オーダーメイド）、だからこそ悩む工程を含めて出来上がった家は最高です。タッグを組んだ建築家を信じて、なんでも言い合える関係性を築くことが大切だと思います！