昭和52年に自宅を新築し暮らしていましたが、平成７年に転職したことがきっかけで、13年間自宅を留守にしていました。そして、平成20年３月に自宅に戻ったとき、特に感じたことが二つありました。

1．寒さ対策が不十分であること。
転職後、住んでいた職員宿舎は窓が樹脂サッシ、しかも二重ガラスが使われており、浴室などの窓も極力小さくして冷気の侵入を防いでいました。それに比べ自宅は一般的なアルミサッシや大きなガラス戸を使っていたため、アルミやガラスの熱伝導と隙間風とによって、外の寒気は容赦なく部屋に侵入してきました。寒さの厳しい信州の冬は、暖房をしていないと夜中に部屋の中でも温度が氷点下になることがしばしばあります。

2．設備が時代遅れになっていたこと。
展示会などに行ってみると、現在は設備器具の自動化が非常に進んでいることがよくわかります。例えば、台所や浴室などで使う温水の温度調節を始めとし、調理器具の自動化など、新しい技術を駆使して、使いやすく安全性を高める工夫がされています。ところが、私の自宅では台所、トイレ、浴室などの必要性と使用頻度の高い設備が、随分時代遅れになっていることを実感しました。

そこで、この機会に最近の技術を用いた十分な寒さ対策と新たな設備に変えたいと考え、リノベーションを決意しました。

リノベーションするにあたり、数社の工務店にお願いして、各社ごとに数回打ち合わせをさせていただきました。打ち合せのなかで、特に注目した点は次のとおりです。

（1）こちらの要望しているリノベーションに対して、工務店の考えている対策、施工方法などが一致しているか。
（2）見積り金額が予算に近いか。（各工務店に相見積をお願いしました）
（3）この度のリノベーションが工務店の得意な分野であるかどうか。
（4）工程など事前の計画が綿密に立てられているか、希望の完成日に対応できるか。
（5）施工中に予想していなかった問題点が生じた時に頼りになるか、相談にのっていただけそうか。

以上の点から、当方の要求に最も近い今回の工務店さんにリノベーションをお願い致しました。

見積りは細かい点まで、かなり正確に出してくださいましたので、施工途中で多少の変更がありましたが、ほぼ当初の見積額で納めることができました。キッチンや風呂場などの設備を選ぶ際にも、販売店まで同行しアドバイスをしてくださいましたので、選択がスムーズにできました。

施工中も私は毎日進行状況を見せていただくとともに、設計どおりか否かを確認させていただき、満足しています。

特に次のことから安心して工事をお願いすることができました。
（1）こちらの希望をよく聴き、希望に合った案を提案してくださいました。
（2）打合せや説明を頻繁に行ってくださり、安心して任せることができました。
（3）工事中の「報告・連絡・相談・確認」が行き届いていました。
（4）担当の方の対応がすばらしく、細かいところまで気を使ってくださいました。
（5）工事内容は手を抜かない、きちっとした仕上げをしてくださいました。

立派な工務店をご紹介いただき、ありがとうございました。
私は工務店を紹介してくださる会社があることを知りませんでした。たまたま建築士をしている次男から紹介されて、ザ･ハウス様にお願いいたしました。
私のように「工務店をどのようにして探したらよいか」分からない者にとって、ザ･ハウス様はとてもありがたい存在でした。施主と工務店の間に紹介者として広い知識を持った第三者が入ってくださったおかげで、工務店を信用してリノベーションを進めることができました。