祖父が戦前に購入した純日本家屋に、60代後半の両親が二人で暮らしていました。
風靡な佇まいではあったのですが、老朽化と暗く住み難い間取りにずっと悩まされており、母の病気をきっかけに建て替えが具体化しました。

「二世帯」「耐震」「バリアフリー」「明るさ」に加えて、凝り性な両親が楽しく暮らせる住宅にしたいと考えました。

今回依頼した工務店さんとの繋がりは、実は数年前に一度あります。自社サイトでリーズナブルなコンクリート住宅を提案されており、強度のある住宅を希望していた私たちは、筑波にある展示場まで伺いました。
コンクリートの美しさと真摯な社風が印象に残りましたが、多忙な時期と重なり話は一度頓挫してしまいました。

そして二年前、賃貸を併設したプランでの方向が定まってきた折りに、ザ・ハウスの登録工務店で、再び名前を目にしました。
ザ・ハウスの登録工務店になるには審査が厳しいとを聞いていましたので、さらに確信が持てると共にご縁を感じました。

また、オーナー住戸の設計と施工管理を建築家の竹内さんにお願いしたいと、協業というやや面倒なリクエストをしたのですが、これに快く了承していただいたことが依頼の最後の決め手となりました。

コストダウンのためのアイディアを一緒に親身に考えて下さり、納得のいく見積りを出して頂けたと思います。
出産のため、あまり現場に顔を出せませんでしたが、報告や連絡がきちんとしており、また建築家さんに対しても積極的に協力されていました。

完成後の細かいリクエストにも敏速に対応頂いています。

すばらしいチームワークで素敵な我が家ができました。現場監督の角谷さん、営業の花岡さん、皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

初めての住宅建築。提案や施工に対して自分達だけで判断をするのは難しいことです。ですから常に第三者の立場から意見をいただける工務店×建築家の体制を選択したことは大正解でした。

同じように、何かトラブルがあった場合（幸いありませんでしたが）頼ることが出来たり、ワンクッションをおいてアクションを取って頂けるザ・ハウスの存在も大きな安心でした。

今後もより多くの方が希望の住まいを手に入れるよう、魅力的なサービスの提供を続けてください。

現場監督の仕事は大変で、現場の管理運営は言うまでもなく、他にもより細かい気遣いが要求されます。
今回、賃貸併用二世帯住宅で注意を払わねばならない要素が非常に多く、ただでさえ多忙であるにもかかわらず、現場所長の方は近隣と良い関係を結ぶという大切な仕事をも得意としてくれました。
現場所長が道を歩くと近所の方からよく声をかけられていて人気者でした。これは工事をスムーズに行う上で欠かせないものだと思います。
さらに、現場でお会いする社員の方々が、皆で若い社員の面倒をよくみているなど、現場全体にアットホームな印象を受けました。

また、現場監督の経験者が営業をするというシステムをとっているようです。現場を熟知している営業の方が、計画の始めからどんな経緯があったかを把握し、竣工までずっと一貫して施主に付き添っている姿は、大変に心強く感じました。