東京都江戸川区 K邸
シンプルでハッピーな二世帯住宅
家を建てようと思った経緯は?
祖父が建てた家が30数年を経て老朽化してしまいました。最初はリフォームを考え、耐震診断を受けてみると基礎から建て直しをしないと安全面に不安が残るとの診断でした。
そこで予算面では少々不安もありましたが、新しく建てることに決めました。
その頃家作りの雑誌の広告でザ・ハウスを知り、無料だし、とりあえず話だけでもと出かけて見ました。
ただ、建築家=敷居が高い、と思い込んでいたので恐る恐るだったのも事実ですね。
当初から建築家に依頼しようとお考えだったのですか?
明るく光が差し込む風の通る家。それと我が家は母と二世帯同居です。つかず離れずいい関係が保てる二世帯住居を希望しました。
前の家では、一階に住む母が朝から電灯をつけている生活でしたので、それをなんとか解消してあげたいとも伝えました。
建築家・岡村泰之さんにはどんなご希望を伝えたのですか?
明るく光が差し込む風の通る家。それと我が家は母と二世帯同居です。つかず離れずいい関係が保てる二世帯住居を希望しました。
前の家では、一階に住む母が朝から電灯をつけている生活でしたので、それをなんとか解消してあげたいとも伝えました。
実際に生活していかがでしょうか?
とても気持ちのいい家になりました。
リビングには大きなガラスから太陽の光が差し込みます。
1階の母のリビングへも子世帯リビングを斜めに通り抜ける光が差し込み、白い壁で反射してなかなか明るいです。
真冬の今は無理ですが、暖かくなれば窓を開けて気持ちのいい風も通ることでしょう。
岡村さんの話してくれた「シンプルでハッピーな空間」というのが、住んでみてじわじわと分かり始めています。
ザ・ハウスを利用しての感想は?
自分たちだけではとても建築家の方を選ぶことは出来なかったと思います。素人ですし、何を基準にして選べば良いのか、全く想像も出来ませんでした。
それはデザインだけではなくて、これまでのその方の経験、我が家に関しては二世帯住居であるとか、それを造ることを得意としているかという事も大切だと初めて教えていただきました。
また、予算を始めに伝えて、そこから選んで紹介いただけるというのもとても助かりました。
これから建築家と家を建てる方に一言
まずは建築家の建てた家をたくさん見る事が大切だと思います。
この建築家のあの建物の感じが好き、この人と一緒に家を作りたいという思いがあれば、設計の打ち合わせでイメージも沸きやすいし、気持ちのリンクが早いと思います。
そしてその気持ちは、私たちのように「予算の減額」という大きな壁に突き当たった時に、乗り越えていくに十分な力を与えてくれるのではないでしょうか。
建物について
- 所在地
- 東京都江戸川区
- 設計
- 岡村泰之建築設計事務所
- 施工会社
- (株)山菱工務店
- 竣工日
- 2008年11月
- 敷地面積
- 91.76平米(27.76坪)
- 延床面積
- 123.98平米(37.50坪)
- 撮影
- michiho