契約した土地の引渡し(決済)は、通常、売買契約を結んだ日から約1ヶ月の間に、借入先の金融機関または取引に関わった不動産会社のいずれかで行うのが一般的です。
残代金の他、固定資産税・都市計画税の精算金等の当日に支払う費用や必要書類については、不動産会社にあらかじめ確認しておきましょう。
また、買主の名義に変更された土地の権利証、登記変更した書類は、通常2週間前後のうちに司法書士から内容証明郵便等で配達されます。
引渡し当日の流れ
(1)登記委任書類に署名、押印
↓
(2)司法書士による必要書類の確認
↓
(3)売主へ残代金の支払い。固定資産税・都市計画税の精算
↓
(4)司法書士へ登記費用、代行料の支払い
↓
(5)不動産会社へ仲介手数料(残代金)の支払い
↓
(6)各種領収証の受領
↓
(7)司法書士が法務局に登記書類を申請1
当日用意するもの
・印鑑(住宅ローン利用の場合は、実印と銀行印)
・印鑑証明書(住宅ローン利用の場合)
・通帳(住宅ローン利用の場合)
・住民票
当日用意する費用
・売買代金の残代金(住宅ローン利用の場合は銀行から実行)
・固定資産税、都市計画税の精算金(売主と買主で日割り計算の上、精算)
・仲介手数料の残代金
・登記費用(所有権移転費用、司法書士手数料。住宅ローン利用の場合は抵当権設定登記費用)
・融資事務手数料(住宅ローン利用の場合)
・保証料 (住宅ローン利用の場合)
・火災保険料・地震保険料 (住宅ローン利用の場合)
・団体信用生命保険料(住宅ローン利用の場合。ただし不要の場合が多い)