2017年5月31日、国土交通省から2017年4月の住宅着工統計が公表されました。
<新設住宅着工数>
83,979戸で前年同月比1.9%増(2か月連続の増加)
このうち、持家と貸家については、
<持家>
23,751戸で前年同月比0.8%増(先月の減少から再びの増加)
<貸家>
36,194戸で前年同月比1.9%増(18か月連続の増加)
となりました。
なお、分譲住宅に関しては、
<マンション>
12,097戸で前年同月比1.3%増(3か月ぶりの増加)
<一戸建住宅>
11,504戸で前年同月比5.2%増(18か月連続の増加)
となっています。
長期化する低金利と相続税の節税目的が影響し、貸家を建てる動きが依然として活発に続いていることが伺えます。
一方で、貸家の将来的な供給過多も懸念されており、長期的な視点も踏まえて計画を立てることが重要です。
(山本)