責任者を交えてお打合せください
- 2021-05-23
- 名前:ザ・ハウス
ずきさん、こんにちは。
念願のマイホームに引っ越しをされた後に床下ガラリ設置ミスが発覚したとのこと、大変なご心労お察しいたします。
床下ガラリは床下に蓄熱暖房機などを設置している場合に取り付けることが多く、床下の通期経路を確保して部屋の温度を均一化させる目的と、床下の湿気による害虫被害や建物の劣化を防ぐ目的があります。
取り付けることが決まっていたにもかかわらず、設置されていなかったとなりますと、住宅会社の不備になります。家具や荷物を移動しての工事になりますが、施工は可能です。
なお、床の一部分だけをくり抜いて床下ガラリを設置するのか、床の仕上げ材をどこまで張り替えるのかなど、事前に補修の範囲、内容を十分に確認し、合意した上で工事を行うことが重要です。「床下ガラリは設置されたけど、継ぎはぎだらけの床になってしまった」と、ならないようにご注意ください。
一般的には、お家が完成しお引渡し前に図面どおりにお家が完成しているか、住宅会社でチェックを行い、さらに施主様立会いの元で検査を行います。
「ちょこちょこしたミスが沢山あり、何度も修正」とのお話ですので、「施主検査」を行っておられるのかもしれませんが、もしも行っていないようであれば入居後ではございますが、先方の責任者立会いの上で、「施主検査」を実施されてはいかがでしょうか。
ミスはあってはならないことですが、ゼロから造り上げる注文住宅はミスが発生する場合も少なからずございます。その際にどのような対応を行うのかが、住宅会社の真価が問われるところでございます。
担当者の対応が遅くご不安とのお話でございますので、責任者を交えた話し合いの場を早急に設けられることをお勧めいたします。