謝罪と損害賠償について
- 2021-09-17
- 名前:ザ・ハウス
みずさん、こんにちは。
完成後にキッチンまわりの水漏れが発生し、大変お困りのことと存じます。
このたびのご状況についていくつかの点があるかと存じますので、わけてお伝えいたします。
■謝罪について
現場監督のみが謝罪をしていることについてですが、一般的な現場での指示系統について簡単にお話させていただきます。
現場については、みずさんが工事請負契約を取り交わされた会社が全ての責任を負い、設備の発注、職人の手配、取り付けを行います。現場監督は工事に関わるスケジュールや職人がいつ何を施工するか、ちゃんと行っているかを確認する現場のチームリーダーの役割を果たしています。職人は会社から依頼された仕事を行う立場ですので、仮に施工不備があった場合には、工事請負契約を取り交わされた会社の監督不行き届きとなり、その全ての責任を負うこととなります。ですので、一般的には職人と直接話をして解決するものではありません。
修繕対応が遅くお困りの場合には、職人にではなく、工事請負契約を取り交わされた会社の責任において一日も早い対応をしていただく必要があります。
■損害賠償について
現在、発生している問題、ご不満に関する損害賠償は、詳細にご契約内容やこれまでの打合せの経緯を存じ上げませんので、一般的な内容となりますこと、予めご了承ください。
1.修繕費用について
工事請負契約書の内容に基づいて工事が履行されていない場合には、これまでにかかった内容、金額をもとに工事請負契約会社の責任において工事する責任があります。現場監督だけではなく、責任のある立場の方にも同席いただき、いつまでに、何をどう工事するかを明確にすることをお勧めいたします。
2.ストレスなどに対する損害賠償について
心理的損害に対する賠償については、施主様と受注者の間で金額に大きな隔たりがあるのが現状です。私共では要求をのんでもらえいるかどうかについてご案内することはできませんので、法律の専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。
※住宅リフォーム・紛争処理支援センター
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