50mmの厚みの断熱材を屋根下に入れることの効果

  • 2003-03-08
  • 名前:夢

遅れまして申し訳ありません。
ALC(オートクレープ養生軽量気泡コンクリート)と一般的な断熱材について,簡単にまとめてみました。
参考になればと願っております。
ただ,大まかにまとめておりますので,ケースによってはそぐはない場合もありますのでご了承お願いいたします。
ALC(商品名;へーベルライト,シポレックス等)の特性として耐火性,断熱性,軽量性,遮音性が優れておりますが,今回のケース(ALC厚さ50mmのみによる断熱効果)の場合,期待できるほどの断熱効果はあがらないと思われます。
断熱材ですが,大別すると鉱物繊維系(グラスウールなど),合成樹脂系(ウレタンホームなど),発泡グラス系(押し出し発泡ポリスチレン板,スタイロフォームなど),木質系(インシュレーションボードなど),異種材料複合品(木質系インシュレーションボード,繊維板+断熱材,木毛セメント板+断熱材,木片セメント板+断熱材など),現場発泡型断熱材(現場発泡ウレタンなど)があります。
今回のような『屋根裏空間の部屋確保のためによる,快適空間向上のための断熱効果を確保する』には,異種材料複合品あるいは現場発泡型断熱材,合成樹脂系,発泡グラス系が適しておるかと思われます。コスト的にも当初のコストと大差はそうないと思われます。
ただ,注意しなければないことは,小屋裏(屋根下)部分と部屋内部の換気方法です。おろそかにすると結露等を誘引する危険性を含んでいます。結露と申しましても冬などに起こるほかに夏型の結露についても要注意となる可能性があります。
最後に,建築材料の熱定数のうち,熱伝導率を書いておきます。あくまで参考値として捉えてください。条件等によって数値が異なってきますので。
単位はすべて,w/m・kです。
ALC(JISA5416)0.17。かわら1.0。木材0.14?0.21。合板0.18。
グラスウール系0.04?0.56。押し出し発泡ポリスチレン系0.037?0.048。
ウレタンホーム0.025?0.05。吹付けウレタン0.027?0.029です。
参考になりましたでしょうか。
希望にかなったよい家づくりができることを祈っております。