3%+6万円は400万円以上の場合です

  • 2013-05-08
  • 名前:ザ・ハウス

「売却者」さん、こんにちは。
 
不動産売買に関する仲介手数料は、一般的には物件価格の3%+6万円+消費税ですが、この計算方法は400万円以上の金額についての速算法です。
正式な仲介手数料の計算方法は国土交通省によって、次の割合を乗じて得た金額を合計した金額以内とすると決められており、地域による違いはありません。
・物件価格が200万円以下の金額→5.25%
・物件価格が200万円を超え400万円以下の金額→4.2%
・物件価格が400万円を超える金額→3.15%
また、不動産業者に売却の仲介を依頼する場合、「媒介契約」という契約を結びます。この媒介契約では、不動産会社に依頼する業務の内容、例えばどのような販売活動やその活動報告を行うのか、また媒介手数料はいくらかといった内容を契約で明確に取り決めます。
媒介契約は宅地建物取引業法によって定められており、専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3種類あり、いずれかを「売却者」さんが選択することができます。
<参考リンク>
専属専任媒介契約
専任媒介契約
一般媒介契約
ちなみに、専属専任媒介、専任媒介の場合、1社に媒介を依頼する契約となり、他の業者と重複して媒介契約を結ぶことができません。
一般媒介の場合には、複数社と重複して媒介契約を結ぶことも可能です。
信頼のおける業者1社とじっくり相談しながら売却の戦略を練るなら専任、もう少し手広く沢山の業者と情報交換しながら売却を進めたいなら一般媒介というイメージでお考えいただければ分かりやすいかと思います。