追伸

  • 2012-09-22
  • 名前:ザ・ハウス

>あるHMと5月に工事請負契約をし、今、設計の最終確認と内部仕様について検討を重ねているところです。

>まだ土地も仮契約で、来月頭に本契約になる予定です。

とのことですが、「仮契約」は「契約」、「本契約」は「引渡し(決済)」ではありませんか?

また、その土地の契約は、「建築条件付き売地」としてのご契約となっていませんでしたか?または土地の契約が通常の売買契約となっていたとしても、当初は「建築条件付き売地」での契約を結ぶというような説明はありませんでしたでしょうか?

建築条件付き売地に関しては、詳しくはこちら↓のページでも解説をしていますので、ご参考にご覧下さい。

https://thehouse-koumuten.jp/column/knowledge/buy_land/3-2/1840/

こちらのページでもご説明していますように、建築条件付土地では、土地の売買契約をいったん結び、その後に指定の業者と建物の工事請負契約を結ぶのが本来の姿です。

しかし、場合によっては、建物の内容が十分定まっていないにも関らず、土地の売買契約と建物の工事請負契約を同時に結ぶことが当然のこととして説明されることがあります。

また、土地の契約を結ぶ前は「建築条件付きです」と説明をしておきながら、実際は建築条件付き売地としての契約は結ばず、単に土地の売買契約と建物の請負契約を結んで、建築条件付き売地の契約で生じる白紙解約の可能性を逃れようとするケースもあります。

もし、今回のお話しがこのようなケースに当たるとすれば、毅然とした態度でお話し合いに臨んでください。場合によっては、管轄している都道府県の宅建業の指導をしている部署がありますので、そちらにもご相談されるとよろしいかと思います。