責任者を交えて話合いの場を設けてはいかがでしょうか。

  • 2021-04-17
  • 名前:ザ・ハウス

大木さん、こんにちは。

念願のマイホームが完成された8カ月後に施工ミスが発覚し、これから梅雨にむかい逆流の危険性が高まるため、大変お困りのこととお察しいたします。

建物を建てる時の基準となる高さを「設計GL(グランドライン)」といい、この基準によって完成したお家の高さが異なります。地区協定などで「設計GL」が決められている場合もありますが、一般的にはお家と敷地、道路、隣家との高さや、掘削土の処分、盛土の費用、排水の勾配などを考慮して決定します。

基準杭とは、BM(ベンチマーク)といい建築物の高さと位置の基準となるものです。基準杭を元に建物の配置や設計GLを決定します。

BM(ベンチマーク)となる基準杭は、以下の要領で設置することを推奨されています。
・移動のおそれない場所に設置
・2カ所以上設け、相互に確認できる位置にあることを確認する
・監理者の検査を受ける
・誤って移動しないよう囲み、保護する

基準杭が責任の所在をあやふやにしているようですので、測量した際に基準とした基準杭をハウスメーカーがどのようなに管理をしたのか、基準杭の管理に落ち度はなかったのか、ご質問いただいてはいかがでしょうか。

また、「ブロック1段の土留めが必要」との説明を受けられていたようですが、この工事は見積書に含まれ、お引渡しの際にお支払いされたのでしょうか。もし、支払いもされているようであれば、設計図とともにハウスメーカーは今より約15cm高いGLを予定していた証になるのではないかと思います。

現場を拝見しておりませんので軽々には申し上げることはできませんが、図面との相違、ハウスメーカーと大木さんの打合せ内容に関わらず、マンホールからの逆流、トレイの逆勾配などは施工不良に該当する可能性がございます。是正工事の方法、工期を提示・説明の場を設けるようにご依頼いただき、その際には担当者だけでなく責任者も出席し、責任者から説明をするように求めいただくことをお勧めいたします。

これらのトラブルは回答を得るのに時間が掛かり、ずるずると長引く傾向にありますので、打合せ日を決め、ハウスメーカーには打合日に向けて対処方法、見解を用意するよう期限を切ってお進めくださいませ。

充分に話し合いをした結果、大木さんが納得できる回答を得られない場合には、民事調整や裁判などの解決方法もあるかと思いますが、まずは先方の責任者を交えての話し合いの場を設けられてはいかがでしょうか。