自治体によって様々です。

  • 2014-08-29
  • 名前:ザ・ハウス

Y.Yさん、こんにちは。
 
セットバック後の敷地の規定については、各自治体によって様々ですので、自治体が規定する狭あい道路整備の内容をご確認いただいたうえで、最終的なご判断をされるのがよろしいかと思います。
自己管理は、所有権はY.Yさんのまま、整備や維持管理もご自身で行う方法です。
測量や境界杭の設置、分筆や地目変更、所有権移転登記の費用はご自身の負担になりますが、登記をすれば固定資産税などの非課税措置を受けることができます。
無償使用承諾は、所有権はY.Yさんのまま、無償で自治体に使用権を認める方法です。所定の手続きを取れば、固定資産税などは非課税となるケースが多いようです。
ただし、ひと口に無償使用承諾とは言っても、整備や助成制度などの対応が自治体によって異なるため、建築地の自治体が定める狭あい道路整備の内容をご確認いただく必要があります。
例えば、セットバック部分の維持管理を自治体が行う場合や、整備や工作物の撤去に要する費用を助成する場合、また、公道だけでなく私道の場合も助成制度が設けられている場合など、各自治体によって様々です。
狭あい道路の整備については、建築確認申請前の事前協議を伴うことが一般的ですので、設計事務所の方にもご協力いただいたうえで、制度の内容をご確認いただくことをお勧めします。