私が思った事

  • 2003-03-13
  • 名前:ようた

悩みっ子さんが何に重点を置いているか、を考えますと、建築家のアドバイスを聞きながら自分の夢・希望をできるだけ実現させた家を造りたい、という事でしょう。正に、共に家を作り上げたい、という事なのですよね。建築家との相性の問題で言いたいことが伝えられない状況であれば悩みっ子さんの想いは達せられません。結果的にやまのりさんのように良い家ができたのであればそりゃ何もかも水に流せるでしょう。「医者と患者」と同じです。「何も言わずまかせとけ。」の言葉に従ってその結果治ればよいが、そうでない場合の怒りは信じていただけに大変増幅されるでしょう。そして病気の場合はまだ治る治らないがかなりはっきりしていますが、家の場合、人の好み価値観にはかなりの差があるので食い違いは起こりやすいと言えましょう。悩みっ子さんの重点が「自分の夢の家のイメージに建築家のプロとしての進言と感性を加えて造り上げたい」というものである以上、その旨を建築家にはっきりわかるよう自分の意向を示し、それでも建築家が「私は私の作品を施主に受け入れてもらいたいタイプの建築家です」という意味の事を言われたら、ご縁がありませんでした、と契約解除すべきではないでしょうか。最初の契約をしたのも、契約を解除するのも、自分が決めた事ですから費用に関しても納得できるはずです。避けたいのは、このまま自分の考えを押し殺して不満のある家が出来上がってしまうことです。まだ走り出したばかりなのですから今の時点で納得いくまで建築家とよく話し合う機会を作ってもらうべきだと思います。いずれを選んでも自分が納得ずみ、という事が重要なのだと思います。エネルギーを持って頑張ってくださいね。