断熱材について
- 2017-01-14
- 名前:ザ・ハウス
ちあきさん、こんにちは。
ひと口に断熱工事とは言っても、断熱の効果をしっかり発揮させるためには、断熱材の種類や厚さはもちろんのこと、外壁材や構造躯体との関係、施工精度や開口部(サッシ)、換気設備など、複合的な要素を考えた対策が必要です。また、当然、どういった方法を採用するかによってコストも異なります。
そのため、単に「外断熱か、内断熱か」という二者択一の選択ではなく、「外壁と構造躯体を残したまま、予算内で希望に近い断熱性を確保するには、どのような断熱工事を施すのが最適か?」という視点での検討が必要かと思います。
寒さの感じ方は人によって様々ですので、本来は、どの程度の断熱性を求めるかによって、最適な選択は異なります。
ただ、そうは言っても何も指標がないとご判断が難しいと思いますので、例えば、住宅性能表示制度の断熱等性能等級を目安にして、地域にふさわしい方法を施工会社にご相談されてはいかがかと思います。
また、どの方法を採用するか以前の問題として、断熱については専門家でも色々と見解が分かれるテーマで、大変専門的な部分に内容が及びます。
そのため、ご自身で方法を決めるというよりも、住宅性能表示制度の断熱等性能等級を目安にして複数の施工会社からお話を伺い、ご納得のいく説明と選択肢を示してくれる施工会社を選ぶことが重要なポイントになるかと思います。