建築確認申請の名義について

  • 2021-12-20
  • 名前:ザ・ハウス

美奈子さん、こんにちは。

確認申請が行われれているにもかかわらず、委任状の提出も求められていないご状況にご不安になられているご様子ですね。

美奈子さんの詳細なご状況を存じませんので、一般的な回答をいたしますことをご了承ください。

ご存じの通り建築確認申請は、建築基準法に則って計画されているかどうかを都道府県または市町村の建築主事や指定確認検査機関による確認を受ける手続きのことです。

工事請負契約に記載の注文者である建主が申請者ですが、手続きは専門的な知識が必要になるため、通常は建主から委任を受けた有資格者(通常は建築士免許を持つ設計者)が代理申請をします。

ただし、工務店と「建築条件付き土地の売買契約+工事請負契約」、あるいは「工事請負契約(または設計契約)のみ」を取り交わしているかどうかなど、ご契約の状況により、誰の名義で申請するのかが異なります。

現在、お土地の所有権移転がされておらず建物完成時にお土地と建物を一括してお引渡しを受けられるご契約の場合には、事業主である工務店名で建築確認申請を行うこともございます。

設計図が美奈子さんの名前でなく、工務店の名前となっているご様子ですので、「建築条件付き土地の売買契約+工事請負契約」の可能性も否定できず、このようなご案内となりました。

いずれにしても誰の名義で建築確認申請をおこなっているのかなど、現在、感じておられる疑問や不安を工務店に率直にお尋ねくださいませ。