建築家に事前相談と予備的な調査のご依頼を

  • 2014-09-03
  • 名前:ザ・ハウス

Y.Yさん、こんにちは。
 
建築確認申請時の指導やセットバック後の道路の管理や助成については、自治体によって様々に異なりますので、以下は一般論としてお考えいただき、最終的なご判断にあたっては、必ず建築される自治体にご確認ください。
無償使用承諾の場合、自治体によってはセットバックに伴うL字側溝や縁石の移設や整備を自治体の負担で行うケースもあります。
ですが、通常、道路の切り下げ工事などの工事を行う場合には、道路管理者の承認が必要になりますので、もし、Y.Yさんが自主管理をご選択され、切り下げ工事を望まれる場合には、道路管理者の承認を得て、ご自身のご負担で工事を行う必要があると思われます。
お向かいの方のケースですが、自主管理をご選択された上で、切り下げ工事は行わないというご判断をされたのか、または、無償使用は承諾したものの、自治体の整備がまだ未着手なことも考えられます。実際にどちらの状態なのかをご確認いただくには、自治体にお尋ねいただく必要があるかと思います。
一般的には、L字側溝を移設しなくても、セットバック後の敷地に対して建築法規に適った計画を行えば、建築確認申請が下りないということはないと思いますが、自治体の取り組みとして、道路整備と一体的に連携した指導を行う可能性も考えられます。
建築地の自治体によって様々なケースが想定されますので、Y.Yさんがご依頼の建築家の方に自治体への事前相談と予備的な調査をお願いし、その助言を参考にご判断されることをお勧めします。