建築家との契約について
- 2009-02-17
- 名前:ザ・ハウス
建築家の家づくりは元々「パトロンと芸術家」という雰囲気があり、良くも悪くも契約ではなく信頼関係という風潮があります。
実際に建築家学科ではビジネスとしての建築という視点が入った教育をほとんどしていません。
が、強度偽装事件や施主の層が広がったことなどから昨今は建築家の意識も変わり始めています。また「モンスター施主」のような方も出てきて、建築家側の自己防衛という視点からも契約行為を重視する建築家が増えています。
昨年の法律改正によって、設計契約も重要事項説明を口頭で行うことが義務付けられましたが、いずれにしても一生に何度もない大切な買い物ですので、契約内容はくれぐれもご納得いくまでチェックしていただくことが大切かと思います。
特にいざという場合の解約やそのキャンセル条件については、契約書の雛形にかかわらず、ご納得行くまでお話し合いをされることをお勧めします。