工務店は工事全体を監督する役割を担います

  • 2021-05-23
  • 名前:ザ・ハウス

荒井さん、こんにちは。

工務店は、専門業者(大工、基礎、電気、水道業者など)の手配、管理を行い、建築工事全体を監督する役割を担っています。さらに引き渡し後10年間、「基本構造部分」について瑕疵担保責任を負うことが義務付けられています。

荒井さんのご指摘のとおり専門業者が行った工事を含めて工務店は責任を負う立場にございますので、実際に工事を行った専門業者に責任転嫁をすることはできません。

一般的に発生したミスについては、工務店の管理下で各専門業者が責任をもって対応し、施工した業者が対応できない場合には、他の業者を手配してでも是正する流れになるかと思います。

なお、「出た問題」について、内容によっては許容範囲なのか、是正が必要な問題なのか、施主様と工務店で見解が分かれることもございますが、まずは荒井さんのおっしゃるとおり、気になる点は工務店に伝え、ご相談いただくことが一般的です。

「ギャフンと言わせる」の程度にもよりますが、現時点ではすっきりしたけれど荒木さんにとってデメリットが発生してしまうことは避けたいものです。家はメンテナンスが必要で、施工した工務店とは長く良好な関係を築いていただくことが、結果的に荒木様にとってメリットがあるのではないかと思います。