工務店の登録基準について

  • 2016-03-31
  • 名前:ザ・ハウス

「わたりどり」さん、こんにちは。
 
通常、この「聞いちゃえ広場」ではザ・ハウスのサービスに関する説明は控えさせていただいておりますが、いただいたご質問は工務店で家を建てる方にとって参考になる点もあるかと思いますので、この場でご説明させていただきます。
注文住宅は高額な商品であり、かつ発注から商品の受け渡しまでに数ヶ月の期間がかかるという特徴があります。また、引渡し後も長期間に渡って使用することが前提です。その意味では、できるだけ工務店に永く存続してもらうことは建て主にとってメリットがあり、また工事中に工務店が倒産してしまうリスクは誰もが避けたいことだと思います。

しかし一方で、すべての工務店の経営(財務)内容が盤石とは限りません。そこでザ・ハウスでは、主に工務店の経営(財務)内容に焦点をあて、「設立後、5年を経ていること」「前期末が債務超過でないこと」「完成保証に加入していること」という登録基準を設けています。
また、ハウスメーカーや設計事務所以上に、工務店にはひと口に説明できない難しさがあります。例えば、ハウスメーカーと非常に近い工務店から設計事務所のような工務店まで、また設備や仕様に特徴がある工務店から設計力・対応力を重視している工務店まで、各工務店毎にその特徴は様々です。例えば「わたりどり」さんに挙げていただいたような「技術力」「コミュニケーション能力」、また「コストパフォーマンス」「設計力」などについては、おっしゃるように人それぞれ捉え方が異なります。そのためザ・ハウスでは、これらについては各工務店の「特徴」としてお客様にお伝えしています。
なお、ザ・ハウスのサービスをご利用いただいたお客様にはアンケートをお願いし、竣工時時点の工務店の評価をいただいています。これは今後サービスをご利用いただくお客様に提供させていただくことはもちろん、明らかに工務店に非があるとザ・ハウスが判断した場合はご紹介を中止しています。