工務店さんに意図をお尋ねになってみてください。

  • 2017-04-14
  • 名前:ザ・ハウス

渡り鳥さん、こんにちは。

すでにご存知かとは思いますが、いわゆる「やきもの」のタイルと塩化ビニールを素材とするフロアタイルとでは、素材そのものが持っている特性が異なります。

●タイル

・お手入れのしやすさ

フロアタイルよりも目地のつなぎめが出るため掃除がしにくい。

・踏んだ時の印象

フロアタイルよりもやや堅く冷たい感じがする。

・コスト

どんな材料(タイル)を選ぶかにもよるが、一般的にフロアタイルよりも施工手間がかかるため、工賃も含めるとフロアタイルより高価になることが多い。

●フロアタイル

・お手入れのしやすさ

タイルほど目地が出ないので掃除がしやすい。

・踏んだ時の印象

タイルよりもやや柔らかく暖かい感じがする。

・コスト

どんな材料(フロアタイル)を選ぶかにもよるが、一般的にタイルよりも施工手間がかからず、工賃も含めるとタイルより安価になることが多い。

総じて、風合いやオリジナル感などの見た目の印象に重きを置かれる方はタイルをご選択されることが多く、お手入れのしやすさやコストという実質的な部分に重きを置かれる方はフロアタイルをご選択されることが多いと言えるかもしれません。

ただし、これらは一般的によく言われていることではあっても、渡り鳥さんはまた違う印象を持つかもしれませんし、何を重視するかによってもその方によってご判断が分かれるところだと思います。

もしかしたら、工務店さんは何らかの意図があってフロアタイルをお勧めされているかもしれませんので、フロアタイルをお勧めされる意図を率直にお尋ねになってみてください。

その上で、渡り鳥さんが水回りの床に求める判断基準に照らしてご選択されてはいかがでしょうか。