工事中の契約解除について

  • 2023-03-05
  • 名前:ザ・ハウス

335さん、こんにちは。

基礎工事が終わっている状況で契約解除を検討しなければならないご状況に言葉が見つかりません。また、大変にお困りのところ、ご投稿後の回答に時間を要しましたこと申し訳ございませんでした。

これまでの経緯をご説明いただきましたが、詳細な内容は理解しておりませんので、一般的なご案内となりますがご容赦ください。

335さんから契約解除を申し出た場合、請負契約書に定めた内容で精算を行うことになります。

建築工事の場合、1か月~3か月前には建材の発注をおこないます。発注時期についていは新型コロナウイルスの感染拡大以降、サプライチェーンの混乱により納品時期が読めなくなったこともあり、住宅会社は遅延を恐れ早め早めに発注するようになりました。

また、住宅の場合には、キッチンや浴室などは既製品であってもお客様ごとに製造するため、他のお客様に転用ができないこともあります。

このような状況から335さんのお家のために発注した建材は、取消や転用ができない建材も多く、住宅会社か、もしくは336さんがその費用を負担せざる負えないといえます。

費用負担については、これまでの経緯を踏まえて話合いを行うことになりますが、335さんがおっしゃるとおり、施主様は「住宅会社の対応により契約解除することになった」、住宅会社は「対応を改善してお家を完成させるつもりだが、施主様から解約を申し出た」と、主張がぶつかります。

話合いで解決することができない場合には、法律の専門家を交えて第三者の判断に委ねることになります。

「基礎部分については話し合いでやり直しが決定」との内容から住宅会社がまったく聞く耳を持たず、対応がゼロということではないとお見受けしました。

その上で335さんのご不安は払しょくできず契約解除をご検討されていることと思いますが、今一度、責任者を交えてのお話し合いの場を設けられることをお勧めいたします。

その一方で、法律の専門家にもご相談いただき、アドバイスを受けられることをお勧めいたします。

※住宅リフォーム・紛争処理支援センター
https://www.chord.or.jp/

※法テラス
https://www.houterasu.or.jp/index.html

※民事調停
https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_minzi/minzi_04_02_10/index.html