前提条件を正確に踏まえていない可能性がありますが…

  • 2017-01-19
  • 名前:ザ・ハウス

「渡り鳥」さん、こんにちは。

契約書全文が不明なこと、また一部文字化けが生じておりますことから、以下の回答は、渡り鳥さんの前提条件を正確に把握していない可能性がありますことを予めご承知置きの上、ご参考にしていただければと思います。

「進捗状況は、建築工事の途中で、工務店の話では、工事の70%から75%」とのご状況と、「支払い条件」に照らして考えますと、「上棟以降、竣工検査に至るまでの間のいずれかの点」までは、すでに業務が発生しているということになるかと思いますので、工事の進捗状況と支払条件を考えますと、設計監理料の90%前後がひとつの目安になるのではないかと思います。

また、「各業務が完了してる際は、第●条の2または3に照らし精算」また、「各業務の中途においては、業務に要した日数に基づいて精算」という文言を見ますと、

「1 契約を締結した時 報酬額の25%」

「2 基本設計の完了時 報酬額の25%」

「3 実施設計の施工会社への提出時 報酬額の25%」

までは各業務の完了をもって精算するが、4以降については業務に要した日数に基づいて精算する、と解釈できます。この場合、「3 実施設計の施工会社への提出時」までの75%に加え、4以降の業務に要した日数のプラスアルファ分が加わることになるかと思います。

なお、契約書で取り決めた内容によって精算するのが前提ですが、万一、業務の進捗や業務に要した日数にご納得がいかない場合は、双方で協議の上、折り合いがつく点をお話合いになることも必要だと思います。