スウェーデン式サウンディング試験の場合

  • 2013-02-23
  • 名前:ザ・ハウス

「回数」さん、こんにちは。
 
住宅を建てる際の地盤調査として最も一般的な方法は、スウェーデン式サウンディング試験です。
恐らく、「回数」」さんが依頼しているハウスメーカーさんもこの調査方法を採用しているのではないでしょうか。
この調査で開く穴の大きさは3~4センチ程度で、1回の調査あたり4箇所の測定を行うのが一般的です。
仮に5件の地盤調査を依頼しますと、敷地には3~4センチ程度の大きさの穴が全部で20箇所開くことになりますが、全く同一箇所で調査をしても意味がないため、これらの穴は建物が建つ範囲の中でバラバラの位置に開くことになります。
例えば、埋め戻された井戸等で50センチ以上の穴がある場合には、建物に影響が及ぶ恐れがあるため、この部分は避けて建築するのが一般的ですが、スウェーデン式サウンディング試験の場合、1箇所にかたまって大きな穴が開くとは考え難いので、5件程度の地盤調査ではほとんど影響がないと考えてよろしいのではないかと思います。
もしご心配なようでしたら、ハウスメーカーさんまたは地盤調査会社さんにもご確認されることをお勧めします。