ご参考まで

  • 2006-05-12
  • 名前:ザ・ハウス

ぽぽさん、こんにちは。

今現在それぞれの断熱材のメリット、デメリットを詳しくご回答できるだけの根拠や見識が不足しているため、一般的に言われている内容のご案内となり、誠に申し訳ありませんがご了承ください。
ロックウールは、グラスウールと同じ無機質繊維系断熱材に分類され、けい酸分と酸化カルシウム分を主成分とする高炉スラグや、安山岩、玄武岩などの耐熱に優れた鉱物を高温で溶かし、遠心力、空気圧縮などを利用して作る人造鉱物繊維です。
同じ厚みの断熱材であれば、ロックウールはグラスウールに比べて繊維密度が高いため、防音性や断熱性が高く、耐熱性、耐火性能にも優れていますが、若干価格が高い断熱材です。
なお、ロックウール(岩綿)をアスベスト(石綿)と同じものと誤解されることがありますが、全く別の物質で、アスベストは天然鉱物繊維で、ロックウールは工場で生産された人造鉱物繊維です。
セルロースファイバーは、天然パルプやリサイクルした古新聞を粉々にしてホウ酸を混ぜ合わせた自然素材を原料としているため環境に優れた断熱材と言われています。
天然の木質繊維の持つ高い調湿効果があり、湿度が高くなれば水分を吸収し、低くなれば放出し内部結露を防ぐことができ、更に吹付けで施工されるため、密度が高く防音効果や断熱性能が優れているなどの理由から、セルロースファイバーの採用をご提案をする工務店も増えてきました。なお、価格はロックウールよりも高い断熱材です。
その他、発砲プラスチック系断熱材があります。スチロール樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂などを、原料にした石油製品に発泡剤を混ぜ合わせて板状にした断熱材です。
発砲させた細かい泡の中に空気などを閉じ込めることによって断熱効果を得ることができる材料です。一般的には繊維系断熱材よりも断熱性能が高いと言われており、外断熱工法や軸組みパネル工法などに採用されるケースが多いようです。
断熱材は、同じ材料であれば厚みが増すほど性能が良く、価格も高くなります。また、どんなに性能の良い断熱材を使っても、施工が悪くては断熱材が持つ効果を十分に得ることができないため、慎重な工事が求められます。
断熱材を選ぶときは、現在ご検討中の工法に適しているかどうか、ご予算とのバランスなど総合的に判断して選ぶことが大切なため、一概にどれが良いとはいえませんので、提案いただいているグラスウールのメリット、デメリットも含めて、ご依頼中の建築士の方にご相談されることをお勧めいたします。