ご参考までに
- 2007-05-05
- 名前:ザ・ハウス
ゆきさん、こんにちは。
> 電気式床暖房ですが、故障したという情報をあまり聞いた事がありません。実際に何年ぐらい故障(回路部品の寿命?)しないのか?また床に敷いてあるパネルも故障してしまうことがあるのでしょうか?
ゆきさんのおっしゃるとおり、あまり聞いたことがありませんね。メーカーによって作り方や考え方が異なるとは思いますが頻繁に取替えができるものではありませんので精密性よりも耐久性を求めているのかもしれません。
メーカーの方がご覧になるとお叱りをいただくかもしれませんが、床の発熱パネルは、パソコンのような精密機器ではなく、発熱体、サーモスタット、断熱(蓄熱)部分のシンプルな組み合わせで、故障が起こりにくくなっているのだと思います。ただし、制御部分(コントローラー)はタイマーや省エネ運転などの機能をもっているので一般的な家電と同様の精密性(耐久性)があるのではないでしょうか。
一般に、バスや洗面台、キッチンなどの住宅設備の寿命は10年?15年、また家電(冷蔵庫や洗濯機)は10年と言われております。通常の使用であればこれらと同程度とご理解をいただいてよろしいかと思います。
> またハウスメーカーとの打ち合わせ回数が多ければ多いほど建物の金額、又は雑費は大きくなってくるのでしょうか?
各ハウスメーカーによって異なると思いますので、一般的な回答としてご理解ください。正確には、打合わせの手間や時間は工事費に反映されると思いますが、実務上、それを管理し、建て主様にご理解をいただくことは難しいと思いますので、雑費などにて調整されることはないと思います。
ひとつめとして、実務上、管理することが難しい、ということがあります。例えば、ハウスメーカー側、建て主様のどちらが打合わせ回数や時間を管理するのか、によって紛争にもなりそうですし、電話で3分だけ話した時間もカウントするかどうか、ハウスメーカーの社内で行なった(建て主様から見えない)業務はカウントするのか、などルール設定が容易ではありません。次に、建て主様の理解が得られにくい、と思います。打合わせ回数や時間は、ハウスメーカーの営業担当・設計担当の能力にも左右されますが、例えば、新人の方がベテランの方の3倍の労力を使っているとして、建て主様にその負担を求めても多くの方が承諾されないと思います。
よって、実務上、打合わせ回数や時間が工事費に反映されることはないと思います。見積りの際、「一旦、受領するが完成後に清算する」という説明を営業から受けているようであれば詳しくお話を伺うことをおすすめします。