お花畑さん
- 2009-04-01
- 名前:MK5
こんにちは。私は建築家にも責任はあると思います。第一に契約書に明記された一切に対する責任。次に明記されていなくても、設計行為によって生じることに対する一切の責任。信義則における道義的責任かなと思います。私はまだ勉強していませんが、判例にあるかもしれませんね。
悪い点があげられないのは、私は自然かなと思います。商売第一で仕事していて、都合の悪いことは触れられたくないでしょうから。私は仕事で多くの営業マンに接してきましたが、自社の欠点を話すことが出来る誠実な人は稀少です。本来メディアの役割を思えば、夢の部分以外もきちんと報道して欲しいですが、されないなら施主がこれからの人たちの為にできることをするしかないんじゃないかと思います。欠陥住宅の報道については、私はNHKでやっていたのを見たくらいしか記憶にないです。(民放の報道番組は信憑性に疑問があるので見ないですが)
お花畑さんの施工経験はとんでもなかったですね。その建築家の人は、プロジェクトマネージメントの知識があるように思えませんね。段取りでほとんど決まるというのに、下流工程の人が可愛そうです。
”方法”についてですが、拝読していると相手が理性的な話し合いに応じるかどうか疑問もありますから、その建築家個人を相手にするとか、訴訟を起こすというより、淡々と良い点、悪い点、起こった問題をどのように解決したかの経験談などを、世間に明らかにするというのではいかがでしょう?
この世界まだ口コミ・噂で影響を受ける、非常にドメスティックでグレーな世界なので、直接的な動きをしなくても、効果はあると思います。少なくともお花畑さんというお客様からの信用を失ったことは事実でしょうから、私はやることは構わないと思います。それにお花畑さんが受けるダメージも少ないかなと予想します。
私は結果オーライならプロセスに目をつむる、というような性格ではないので、引渡し後にきちんと振り返りをしてから、それなりの動きはしようと思っていますよ。